多読にはメリットがありすぎる
こんばんは。
私は英語小説で英語多読に目覚めました。ここが私の英語人生(?)のターニングポイントであったような気がします
「英語を英語のまま理解する」
このことの大切さはよく言われますよね。日本語に変換するのではなく、英語のまま理解するのだ、と。このスキルは多読で磨くことができるのです。大量の英語にふれて、どんどんと読み進めていく。そうすることで、いつの間にか日本語に訳すというプロセスは存在しなくなるのです。かつて、そんな風に英語を読んでいたことすら思い出せません。英語のまま読むというのが普通になって、日本語に変換して読むというやり方が分からなくなってしまうのです。
多読を続けていくと、英語を読むスピードが上がっていきます。読めば読むほどこのスキルは磨かれていきます。とはいえ、すぐに効果は表れないのも実際のところ。自分の英語を読むスピードが劇的に上がった、と実感したのは、英語小説4冊目となる『The Day of the Jackal』を読んでいたとき。急に「こんなに早く読めるようになっている」と驚きを感じた瞬間がありました。それまでの積み重ねが一気に花開いた瞬間でした。
まだまだメリットはありますよ。
英語のこなれた使い方を知ることができるのも、その一つ。ネイティブの感覚が分かると言ったほうがよいでしょうか。こういう表現を使うんだ。この単語はこういう使われかたをするんだ。という気づきを得る機会が増えていきます。
これは、いちいち辞書で単語を調べることでは身につけることが難しい。あなたは、その単語の一つの意味は知ることができるかもしれない。でも、その単語のもつ意味合いや使われかたまで知ることはできない。できないが言い過ぎだとしたら、時間がいくらあっても足りない、というほうが適切かもしれません。
そして、一番嬉しいのがこの効果。
それはリスニング力も向上するということ。
多読をすることで、英語を英語のまま理解するスキルが磨かれる。このスキルは、英語を聞いた時にも発揮されるのです。
多読をすることで、知らない単語の意味を文脈から類推する能力を養う。この力は英語を聞くときにも効果を発揮する。
「先輩のいっていたのはこういうことだったのだ!」
そこで初めて、リスニング力向上のために先輩が多読を勧めてくれた理由が分かりました。
多読にはメリットがあり過ぎです。やらない手はありませんよ。