選曲を大切にする
こんばんは。
「洋楽熱唱」を日々の英語生活に取り入れる5ステップ。
その前後にもう一つずつのステップがあり、その2つが密接にかかわっていることをお伝えしました。
ステップ0 どの楽曲に取り組むかを決める
ステップ6 その楽曲を人前で披露する
「人前で披露する」というのは絶対ではありません。
洋楽熱唱習慣で得たいもの、得られるものは「英語能力の向上」と「幸せな気分」の2つがメインであることはお伝えしましたね。
「人前で歌うのが嫌で嫌でしょうがない」というのであれば、「幸せ」どころか、その真逆の感情を抱くことにはなりかねませんから。
「人前で自分の歌声を披露したい」
「洋楽を見事に歌う姿を見せたい」
という方はぜひともこのステップまで進みましょう。
また
「ステップ5まで取り組んで自信がついた。人前で披露してもいいかも」
というように思えるのであれば、そんなあなたにもぜひ取り組んでいただきたい。より幸福感を得ることにつながるかもしれませんし、その結果、洋楽学習にいっそう励むようになるかもしれません。
でも、ここで気をつけておかないといけない落とし穴がある。そのことについても説明しました。
それは
「歌が下手である」
「音痴である」
ということをさらけ出すリスク。
ある曲に何十回も取り組んでいると、「その曲を英語で歌える」という自信がついてくることでしょう。
「英語で歌える」ようになる、というのは事実です、このステップを踏んでいけば。でも「その曲をうまく歌える」かどうかは別の話です。「英語はそれなりにうまく発する」ことができたとしても「歌をうまく歌える」とは限らないんですね。
「歌が上手い」かどうかは、その人の持って生まれた才能にも左右されます。一方で歌唱力は訓練で矯正できる、向上できるとも聞きます。実際に何十回も歌い続ければ、うまく歌えると思います、最初に比べれば。でも、他者と比較として、相対的に考えて「うまいかどうか」というと、そこは問屋が卸さないw 如実にその差は表れてしまいます。
だからこそ選曲が重要になってくる。音痴だとしてもそれなりに歌える曲を選ぶ、歌唱力が求められない曲を選ぶことをお勧めしたい、特に初期のころは。
むずかしい曲を稚拙に披露することによって
「この人は歌が下手だな~」
と思われるだけでなく
「こんなに下手なのに、なぜ洋楽を歌おうとしているんだ、この人は」というように、いっそうネガティブに受け止められてしまうリスクがある。
慎重に選曲することを忘れないでくださいね。