時を経ても通用する書籍を読む
こんばんは。
以前の記事でご紹介した、岡田斗司夫さんの名著を覚えていらっしゃいますか?
それは
『いつまでもデブと思うなよ』(岡田斗司夫著 2007年8月 新潮社)
です。
15年近く前に出版された著書ですから、この存在を知らない方もいらっしゃるかもしれません。毎年のように新たなダイエット法が紹介されていますから、なんとなく古めかしく感じるかもしれませんね。でも、この15年の間に、多くのダイエット法が消えていったのです。
この著作に書かれているダイエット法は、そのような流行り廃りとは無縁の方法。今回久しぶりに読み返しましたが、全く色褪せていない。
「時を経ても通用する」というのは、蔵書に残すかどうかの重要な判断基準の一つ。
本に限らず、私たちは新しいものを求めがちです。求める対象や、その人の置かれた環境によってその良し悪しは変わってきます。
新鮮な食材を求めるのは良いでしょう。次から次へと新しいガジェットを求めるのも悪くないかもしれません、その人の仕事や生活が潤い、かつ金銭的な余裕があるのであれば。
本はどうでしょうか。興味を感じて購入したものの、一度読んでその後はその存在すら忘れている。そんな本が大量にありませんか?
それも悪くないかもしれません。その一回の読書から学び実際にそれを活かすことができたのであれば。もしそうでなかったら、あなたはお金と時間という二つの貴重な資源を失っていることになります。間違った本を選んでしまうことのデメリットの最たるものが時間。お金は増やすことができるかもしれません。でも失った時間は戻ってこないのですから。
では、どんな本に価値があるのか?
それは長い時間を経ても読み継がれているもの。古典と言われるものがその典型ですね。識者の中には、古典しか読むべきではない、という人もいるくらいです。
この読書論については、改めてどこかで書きたいと思います。
古典とまではいかないとしても、時を経ても通用する書籍と出会えたら幸せです。この本はそんな本の一冊です、私にとっては。
この本を読んで嬉しかったことの一つは、私の生活信条と重なる部分が多いということ。
そして、ダイエットに限らず人生全てにおいて適用できる考え方が示されていること。この二点です。
この著作からの気づきを大量にメモしました。そのメモの中から響く文章を抜粋しお伝えしていきたいと思います。
前置きが長くなってしまいました。
具体的なご紹介は明日の記事にてお伝えしますね。