「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

人を目的にせずに自分を良くする

 

こんばんは。

綾小路きみまろさんの『しょせん人生なんて自己申告』。

 

「人間関係について」の章から今日お伝えするのは、次の文章です。

・人を目的にすれば人に囚われる。ただ、自分を今よりも良い方向にもっていくために黙々と歩き続ける。

人間関係を良くしよう。そう思うと、相手の人を中心に考えてしまいますね。嫌われないようにしよう、気に入られるようにしよう。相手本意で考えてしまう。それ自体は悪いことではないようにも思えます。「相手の視点で考える」ことはコミュニケーションの基本とも言われますから。

でも、それが「自分を捨てる」ことの引き換えになってしまうと話は変わってくる。相手を尊重することは大切。でも自分を、自分の本心を犠牲にしてはいけない。

 

人間関係を良くしよう。そう思うと相手を中心に考えてしまう。あいつが悪い、あいつが変わらないといけない。そう思い込んでしまう。そうすると、相手を変えようという気持ちを抱き続けてしまう。自分の方は悪くはない。行動をあらためるのはあいつの方だ。こんな考えに固執してしまう。

 

きみまろさんの文章は、上に挙げた後者の状況をさしているでしょう。

相手のことだけを考える、つまり人を目的にしてしまうと、何も状況は良くならないんです。関係は良くならない。それどころか、一層悪くなっていく。

人を目的にせずに、自分を良くすることを第一に考える。今よりも自分を少しでも良い方向に持っていく。それが人間関係の鍵だと。

 

そして次の文章。

・人に囚われていては苦しみから抜け出せない。自分が良い方向に歩み続ければ、おのずと周りが開けていく。

 

自分が良い方向に歩み続けること。これが、人間関係の悩みを解決する。

人間関係を良くしようと思って、他人のことばかりを考える、つまり他人を目的にすることで、その人に囚われてしまう。相手を更生させてやろう、もしくは、相手に気に入られようと思う。だけど、人間関係は良くはならない。悩みは解消されない。苦しみからは解放されない。

 

相手に求めない。自分ができることをする。自分が良い方向に進む。そうすることで、「関係」が変わる。相手を変えようと思っても変わらない。自分が行動を起こすことで「関係」が変わる。

 

おのずと周りが開けていく。

 

そう、自然に、意図せずに周りが変わっていくんです。

 

人間関係に悩んでいる人は、この言葉をかみしめて実践していただきたいですね。

相手を変えるのではなく、おのずと変わる。そのためには自分が良い方向に進む。

 

実践してみたいと思いませんか?

 

 

 

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