ハードルは低い方がいい
こんばんは。
私がおすすめする3つの運動習慣
「ラジオ体操」
「筋トレ」
「ウォーキング」
には「お金がかからない」という共通点がある。
当然かけてもよいです。
でも「かけなくてもよいのであれば、お金はなるべくかけない」というお金持ちの考え方に従えば、ここで浮くお金を別のもっと資産を増やせる対象に使ったほうがいい。昨日はそんな話をしました。
今日は、次の共通点について。
・着手におけるハードルが低い
例えば「30分のジョギングをする」習慣を身につけたい、そう思ったとします。
それまで、あなたはふだん何も運動していない。出勤は車なのでほとんど歩かない、もしくは、家・駅・会社間の移動のみ、週末は疲れでグッタリしているか、ダラダラとテレビを見る生活。
そんながあなたが、心機一転、「今年から運動するぞ!」と誓い30分のジョギングを日課にしようと試みたとしましょう。
初日はできるでしょう。まだ熱意がありますから。でも毎日続けられるかどうかというと疑問符がつきますよね。毎日の生活が平穏で、時間的な余裕もたっぷりあるのであれば、続けられるかもしれません。でも現実にはそんなことはありませんよね。仕事が忙しくなったり、家庭の問題への対応が必要になったり、といった状況はどこかでやってきます。
物理的な時間の制約以上に影響するのが「気分」です。精神的に疲れている、気分が優れない、という時間はどうしてもやってきます。
そうなるとどうなるか?
「30分のジョギング」の「大きさ」に物怖じしてしまうのです。
たとえジョギングのために30分を確保できる状況であったとしても、身体や心が疲れていると、この30分がかなり長い時間に思えてしまうのです。
「こんなに疲れているのに30分も走れないよ」
「30分も時間を取れない。もっと他にやらないといけないことがあるから」
ともっともらしい言い訳を作り出し、
「今日はできない。気を取り直して明日から頑張るぞ!」
と言って、その日は着手せず。
でも、次の日も同じことが繰り返される。そうして、この習慣化を諦めてしまう。そんな結末になってしまうでしょう。
習慣化においては、この「着手のしやすさ」は一つのポイントです。
簡単にできて、意志力を要しない。初めはこういった目標を掲げましょう。当然ながら習慣は続けないと意味がありません。(というか、続くから習慣というのですが)
この点、「ラジオ体操」「筋トレ」「ウォーキング」は着手のハードルが高くない。どれも難しくないし、初動における負荷も低い。「やらねば!」と意志を振り絞る必要もありません。
この3つの中では、「筋トレ」が少しハードルが高いかもしれません。例えば、腕立て伏せをやろうとすると、それなりの負荷はかかります、それまでやっていなかった人からすると。でも、まずは1回でもいいんです。
この著書を読んでいただくと「それでいい」と思えると思います。
明日に続けます。