運動習慣と投資
こんばんは。
昨日は、私がおすすめする3つの運動習慣
「ラジオ体操」
「筋トレ」
「ウォーキング」
の3つの共通点として「お金がかからない」について取り上げました。
これは決して「運動にお金をかけてはいけいない」ということではありません。運動習慣初心者のかたは小さく始めたほうがいい、だから、最初はお金をかけないほうがいい、という意味です。運動習慣を取り戻した後で、ジムに通ったり、スポーツレッスンに通ったり、というのはいいと思います。
大切なものへの投資を惜しんで、それを失ってしまったり、価値を減らしてしまったりしてはいけません。
よく「自己投資」が大切だと言われます。自分に投資をすることによって、自分の「稼ぐ力」が養われよりよい生活につながる。この投資にはお金が必要となることが多いし、お金を払った方が効率的に望むスキルを手に入れることができるでしょう。
健康も私たちにとって大切なものです。一番大切なものと言えるでしょうか。その他すべての活動の土台となるのが健康ですから、その意味で私たちは健康には投資すべきです。
ただ健康への投資は、必ずしもお金が必要ではない。お金をかけてもいいのですが、かけなてくもできる投資が、健康への投資です。
健康の3要素は「睡眠」・「食事」・「運動」ですが、その中でも特に運動にはお金をかけなくてもOKです。健康のための運動であれば、お金は必要ありません。
投資というと「お金を」という目的語を連想してしまいがちですが、必ずしもそうではありません。
運動習慣における健康投資においては「ラジオ体操」・「筋トレ」・「ウォーキング」が目的語です。
また、運動習慣においては、お金をかければかけるほどよい、というものではありませんね。この点も他の投資と毛色が異なります。
金融資産への投資は資産規模がものを言う側面がありますが、運動習慣における健康投資にはあてはまりません。
これは嬉しくないですか?
これは、それぞれの人の生い立ちや、おかれた環境、生き方によって変わってくるかもしれません。
でも「かけなくてもよいのであれば、お金はなるべくかけない」というのは、資産形成において重要な考え方です。
よく「金持ちはケチだ」と言われますが、これは「不必要なものにお金をかけない」という彼らの徹底した姿勢が、凡人には「ケチ」に見えるということ。
少しニュアンスは違いますが、「かけなくてもいいものはお金をかけない」という姿勢は、お金持ちの考え方に通じるものがあると言えるでしょう。そこで浮いたお金は、かけるべき対象に投資すればいい。
運動習慣を検討する際にも「お金をどこに使うか」という視点を取り入れてみましょう。
明日に続けます。