世界のビールを楽しむ ギネス②
おはようございます。
昨日は、私の住んでいる地域で久しぶりに日差しを楽しむことができました。
梅雨明けが待ち遠しいですが、あと一週間くらいは梅雨空が続きそうです。
昨日から、黒ビールの王様「GUINNESS」に関し、お話させていただいております。
今日は、黒ビールに関し少し説明させてください。
黒ビールのタイプや製法を知ることは、ギネスについてより理解を深めることにつながりますからね。少しお付き合いいただければ、と思います。
日本では、黒ビール=ギネスのイメージが強いのですが、黒ビールにもいろいろなスタイルがあります。特にヨーロッパを旅すると、本当に多くの黒ビールに出会うことができますよ。
ギネスのスタウトが有名ですが、イギリス発祥のポーターに加えて、ドイツ発祥のシュバルツやデュンケルもあります。
上記のうち、スタウトとポーターは上面発酵、シュバルツとデュンケルは下面発酵という大まかな違いがあります。
いきなり、上面発酵・下面発酵と言われてもよく分かりませんよね。すみません。少し説明させていただきます。
上面発酵は、やや高めの温度(20~25℃)で発酵を行う醸造法です。発酵中に酵母が浮上して、上層に酵母の層ができることから、上面発酵と言われます。イギリスでは現在でもこのタイプが多く残っています。
対して、下面発酵は、低温(6~15℃)で発酵を行います。発酵が終わった時に酵母がタンクの底に沈殿するため、下面発酵と言われます。日本に限らず、世界で主流となっているビールはこちらのタイプになります。
まずは、世界の主流である下面発酵を用いた、黒ビールにの特徴について。
シュバルツは、ロースト麦芽の深みとコクが感じられながらも、すきっりした後味が特徴のビールです。日本の大手メーカーの黒ビールはシュバルツタイプのものが多いです。
デュンケルは、チョコレートやキャラメルの用な甘い香りと味わいが特徴といえます。
続いて、「GUINESS」が属する上面発酵ビールである、ポーターとスタウトについて。こちらが、今回のテーマの本題になります。(話がいろいろと脱線し、すみません。)
明日に続けます。