フエ中心地までの20分 改めて感じたマインドの違い
こんばんは。
本日も私のブログにご訪問いただきましてありがとうございます。
昨日の記事では、ダナンからフエへの移動に利用したバスが予定とは異なる場所についたことをお伝えしました。
実はダナンを出発する前にシンツーリストのスタッフに
「到着場所も同じなのか?」
と確認をし、
「そうよ、ほとんど一緒だから心配ないわよ」
という回答を得ていたのですが、すっかり騙されました(笑)
辺りが暗くなり始め、少し不安を感じ始めていた私は、バックパッカー三人組を見つけ、彼らについていこうと決めたのでした。
ようやく彼らに追いつき、一番後ろを歩いていた青年に話しかけます。
「フエの中心地に向かっているの?」
と聞くと、
「そうだよ。僕らも正直よくわからないのだけど、たぶんこっちの方角であっているはず」
との返答。
「一緒に行こうよ」
という彼の優しい言葉に救われた気がしました。
市の中心地にたどり着くのに20分ほどかかったと思います。
その間、彼らと楽しい会話を楽しみました。
その優しい青年はオーストラリア人で20代半ば。東南アジア各国を数か月かけて旅している途中とのことでした。
勤めている会社に掛け合って一年間の休暇をもらったということ。なんとも寛容な会社だな、と感心すると同時に、「また会社に戻ることが条件なんだけどね」という彼を、本当に優秀な人なんだろうな、と思いました。
東南アジアを旅していると、多くの西洋人を見かけます。彼らは就職する前に旅の期間を楽しんでいたり、会社に勤めながらも数週間の休暇を旅に充てていたりします。
彼のように、「就職した後に半年以上の旅をしている」という人と会ったのは初めてでしたが、彼らに共通するのは「自分ファースト」であること。
日本のサラリーマンのように「会社ファースト」ではありません。マインドが異なるのです。
日本人よりも西洋の方々のほうが自由に生きている。実体験からそのように感じています。