「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

ベトナムフエで不安に襲われた体験 遠くに見えたバックパッカーを追いかける

こんばんは。

本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。

 

私はダナンからの長距離バスに乗り込み、フエへと向かいました。

 

ちなみに、バスへは靴を脱いで乗車します。自分の靴をビニール袋に入れて座席に持っていく、というシステムです。

 

私が乗車した代替バスもスリーピングバスという、座席をフラット近くまで倒せるタイプ。

 

ただ、寝心地はあまりよくなかったですね。足を延ばせるほどのスペースはありません。膝を立て続ける必要があり、慣れるのに少し時間がかかりました。

 

約2時間後にバスは郊外にあると思われる大型の駐車スペースに停車しました。

 

私がもともと予約していたシンツーリストのバスは、市内の中心に近い場所に到着する予定でした。

 

どう考えても、このバスが停車した場所は市内中心部とは思えません。

 

「ここから、また移動するのだろう」と思った私は、バスが再出発するのを待ちました。

 

他の乗客は続々と降車していきます。そして、残ったのは私一人だけとなってしまいました(笑)。

 

スタッフに降車を促された私は、ようやくここが到着地だと知ったのです。

バスを降りると、バイクタクシーやタクシーの運転手と思われる人たちが、攻撃的に(?)乗客を自分たちの車に引き入れようとしています。

 

彼らを振り切り、私は自力で中心部へ向かうことを決意します。私の辞書に「タクシーを使う」という文字はありません(笑)。

 

まずは現在地を把握しなくてはなりません。

 

こういう場合、現地の人に聞くのが一番手っ取り早いですよね。

ですが、周囲にはタクシーの運ちゃん以外の人が見当たりません。彼らに聞いても車に誘導されるわけですから、それでは意味がありません。

 

他の乗客は次々とバイクやタクシーに乗り込んでいきます。

歩いて移動している人はごくわずかで、その方角もまちまちでした。

大勢が一つの方向に向かっていると分かりやすいのですが、みな散り散りになっていったのです。

 

あっという間に、周囲にはバスの乗客がほとんどいなくなっていました。

 

既に日が沈みかけてきたこともあり、私は少し不安になってきました。

 

「ここからは、タクシー以外に選択肢はないのか?」

 

と。

 

その時、はるか遠くに西洋人のバックパッカー3人組が歩いているのを見つけました。

「恐らく彼らもバスの乗客で、徒歩で市街地を目指しているに違いない」と思った私は、彼らを追いかけることにしました。

 

明日に続けます。

 

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