ベトナム旅でのもう一つの「日本語体験」 格安バスを使わなければこの体験はなかったかも
こんばんは。
今日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。
早くも週末がやってきましたね。
この一週間はいかがお過ごしになりましたでしょうか?
私は本当に忙しい毎日を過ごしました。
新型肺炎に伴う「働き方の変更」で、ふだんより自分時間を多く取れている方もいらっしゃるかもしれません。私は、逆にすべきことが増えてしまいました…。
この週末はしっかりと休養を取り、心身ともにリフレッシュをしたいですね。
今日は、もう一つの「異国での日本語体験」の話をしたいと思います。
この一人旅では、都市間の移動は基本的にバスを選択していました。
「できる限り安く仕上げる」という私の基本ルールにのっとた行動です。
ただ、旅程に限りあるのも事実。私はフエからハノイの移動にはフライトを利用することにしました。
フエ市街地から空港へは現地のバスを選択。
チケットの事前購入が必要であったため、前の晩にその販売所を訪れます。
ホテルの名前と住所を伝えると、当日ピックアップしてくれるとのこと。
その場所はホテルから歩いて20分はかかる距離でしたので、ホテルまで来てもらえるのはありがたい。それでいて、こんなに安いとは、とある種の感動を覚えていました。
とはいえ、私の滞在しているホテルは、かなり入り組んだ場所にある小さなホテル。本当にここまで来てくれるのか、という不安はありました。
当日、迎えがくるまで、ホテルのご主人と話をしていました。
この旅で私が滞在したホテルは、いずれも家族経営で、フロントが家族の食卓の場となるような小さなホテルばかりでした。
フエのホテルは、若いご夫婦が経営されていました。ホスピタリティ溢れるご夫婦へは本当に感謝でいっぱいです。
バス到着の時間になっても誰も現れません。私は大通りで待っていたほうがよいのかも、と思い直しホテルを後にしようとしました。
ご主人は私を引き留め、私にチケットを見せるように促します。そして、そこに書かれた番号に電話をしてくれました。
「バイクでの迎えがすぐ来るから待っていて大丈夫だ」との彼の言葉に従い、その後も歓談を楽しみました。
ようやく現れた迎えのバイクは私を大通りに停まっている小型バスへと連れて行きました。
思った以上に乗客は少なく、途中で数人が下りた後は、私ともう一人しかいないような状況。
まさに貸し切り状態でした。
もう一人の乗客の方がおもむろに私の席に近づいてきます。
そして、こう日本語で語りかけました。
「フエは楽しかったですか?」
明日に続けます。