最初から完璧を求めない 負けてもいい
こんばんは。本日もお立ち寄りくださりありがとうございます。
昨日は「サーチュイン遺伝子」についてお話しました。
サーチュイン遺伝子と長寿は関係ないという研究結果もあり、現在はこちらが通説になっています。(確かに「サーチュイン遺伝子」を頻繁に聞いたのは十何年も前で、最近は聞きません。)
サーチュイン遺伝子に寿命延長の効果はなくても健康上の利点があることは間違いないでしょう(と私は思っています)。
長きに渡り続いた飢餓との闘いを乗り越えてきた遺伝子が現代を生きる私たちにも備わっているのは疑う余地もありません。その遺伝子を活用するのが賢い選択です。
私がお勧めする「朝食抜きの1日2食」、「週末1日1食」。これは健康に有益だと感じています。
すでに完全に習慣として定着していますので何の苦痛も感じません。というよりは、これが普通なんですよね。
ですが、これらを習慣化する以前は、そして習慣化する過程においても、ある「敵」との戦いに負けたことが度々ありました。正直にいえば、いまでも、その敵に屈してしまうことがあります。
その敵とは?
そう
ストレス
です。
これは現代人が(私が)避けて通れない敵ですよね…。
以前の記事でもお話しましたが、社会に出てから長きに渡り暴飲暴食を繰り返した私は、体重増がとどまることを知らず、ある病にもかかってしまいました。ピークは今より20kgくらい多かったですかね。
この時に「断食」についての知識を仕入れたことがきっかけて、「断食」を生活に取り入れるようになったのです。
いくら私がそのような志を持ったとしても、ストレスがその攻撃を緩めてくれるわけではありません(笑)。容赦なく襲い掛かってくるのですね。
精神力で打ち勝てることはあっても、勝てない時もあります。多くのネガティブな出来事が一気に襲い掛かってくると、精神力も尽きてしまいます。
そして、ストレス解消のために「快」を求める。
私の場合、その「快」とは、「腹いっぱい食べる」ことと「お酒に浸る」ことでした…。
何度も「ドカ食い」をしてしまったり、ビールをたらふく飲んだりしてしまいました。
危うく昔の生活に戻ってしまいそうな状況をなんとか乗り越えることができたのは、当時の健康状態に危機感を持っていたことが大きいかもしれません。
ドカ食いや飲み過ぎは多くても週に1~2回で、連続することはありませんでした。
振り返ってみれば、「ドカ食い」や「飲み過ぎ」の「快」があったからこそ、最終的に断食の習慣化が成し遂げられたのだと思います。それらなしに「週1断食」を続けることはできなかったでしょう。
「週1断食」や「週末1日1食」を試みる方は、「完璧を求めない」「寄り道するのは通常のこと」というゆるーい気持ちでのぞんでいただきたいと思います。