自分が費やした時間とその成果物はお金より尊い
こんばんは。
まさかのデータ消失という事態に陥った日曜日の夜。
日曜日の夜に深酒をすると翌週全体に悪影響を与える。このことを分かっていながら、酒を急ピッチで飲んでしまいました…。
翌朝疲れた体をたたき起こし、もう1度PCに向かいます、未練がましく。朝になったら状況が変わっているのではないか、という奇跡を信じて。結果的にはまだ無駄な時間を使っただけなのですが。
今回実感したのは、自分が作り上げた文章や気づきメモ・生活記録は本当に大切な存在であるということ。これらはお金よりも尊いものだということ。
日曜日は、お目当てのものを格安に購入できたり、思いのほかポイントを多くゲットできたり、と小銭稼ぎができて喜んでいた。
データ消失を認識した後には、そんな自分を愚かに感じました。
失ったドラフト記事に要した時間は30～40時間はあった。1記事1時間くらいかかっているので。その成果物を失ってしまった。
毎日の記録・気づきメモ・日記は、自分の成長の糧となるもの。振り返り、気付きを得て、生活に修正を加える、新たな行動指針を作り上げる。そのための資産を失った。おおげさに言うと、自分の人生の一部を失ったともいえる。（やはり、これは大袈裟が過ぎますね…）
これらを失うのは、お金を失うよりも、痛みを感じる。そう感じました。
月曜日の夜には諦めもついて、現在は気持ちを取り直しています。
7月にデータを消失したときには、カーライルの言葉をお伝えしました。下記の記事になります。
このエピソードを知ったのは、『人生、何を成したかよりどう生きるか』（文響社 2021/2/18著＝内村鑑三、解説＝佐藤優）からでした。
この言葉を思い出し、書き貯めたドラフトの内容を思い出すことに努めています。とはいっても難航中。書いた分量が多すぎて、すべてを思い出すのは無理かな、と半ばあきらめています。
でもすべてを諦めるつもりはありません。
一つひとつの文章を思い出すことはできなくても、自分が伝えたかったことや主題はいくつか思い出すことができました。また、ふとした瞬間に、「このことについて書き続けていたな！」と思い出すものもありました。根を詰めて思い出そうとしてもでてこないものが、そうでない時にふっと現れてくるのは不思議ですよね。
それらについて、もう一度書いてみる。この営みを実践しようと決意し、今日からPCに立ち向かっています。
今回の事件で失った時間は取り戻せないけれども、失った文章を自分の頭の中から復元することはできる。いや、復元を試みるだけでは、時間という貴重な存在をさらに無駄に費やすだけになってしまう。新たな気づきも付け加えて、さらに内容に磨きをかけていく。そして、読者の皆さんの心により届きやすい、そして有意義な文章をつくりあげる。
そうすることで、今回の損失を高みに至るための貴重な機会であった、と言えるようになるのだと思っています。
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