「見たい」が「見るべき」に変わってしまった
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
早起き習慣を実現するためには「やりたいこと」を持つこと。それが「起きたい」につながる。
その「やりたいこと」が「TVドラマを見る」でも構いません。実際にそのドラマを心の底から見たいのであれば、早起きのモチベーションになりますからね。
実際に私は『フレンズ』を活用したことがあります。このドラマを見るのが本当に楽しくて嬉しい。まさに「やりたいこと」だったのです。これを早起き習慣継続のためのモチベーションにしよう、そう思ったのですね。
我ながらいいアイデアを思いつきましたね~自画自賛したいところですが、そう簡単に話は進みませんでした。
ここで私は間違いを犯してしまったのです。
ただ単純に「楽しむ」ために見続ければよいものを、『フレンズ』を活用して英語学習に結び付けよう! と考えてしまったのです。
「これは一石三鳥の方法だ!」とその時思ったかどうかは覚えていませんが、「一石二鳥」が大好きな私が思いつきそうなことです。
でも、この発想自体も悪くありませんよね。「楽しみながら英語を学ぶ」のは英語学習において欠かせないポイントです。ここが間違っていたわけではありません。
そのやり方を間違えてしまったのです。
私が自分に課したのは「同じエピソードを繰り返し見る」こと。「繰り返す」こと自体は悪いことではありません。むしろ英語学習には「必須」の要素。欠かしてはならないと思います。でも、少し度が過ぎました。
まず字幕なしで何回も見る。ある程度理解できたな~と思えたら、ようやく字幕ありを見て自分の理解をチェックする。字幕ありを何度も見て、かなり聴き取りができるようになったな~と感じられたら、もう一度字幕なしを見る。完全に聞き取れると思うまで何回も見る。
だいたい1つのエピソードを10回ほど繰り返してみていたと思います。
こうなるとどうなるかお分かりですよね。
「そのストーリーを見ることが楽しくない」という状況になってしまったのです。
それはそうですよね。いくら面白いドラマとは言え、10回も連続で見たら飽きるに決まっていますから。その時の私は、いつしか「英語学習」に重きを置きすぎて「楽しむこと」を軽んじてしまったのです。
こうなると、朝起きるのが楽しくない。『フレンズ』を見るのが楽しくないのですから、それがモチベーションではなくなっていたのです。いつしか「見るべき」になっていたのですが、「べき」では続きませんでした。
こうして早起き習慣に挫折してしまったのです。
明日に続けます。