好きな著者の生き方をまねてみる
こんばんは。
寒い冬の夜をどう乗り切るか。そして、どう楽しむか。
冬に限らずに一年を通して、夜のお楽しみは「お酒」なのですが、冬に限定すると焼酎のお湯割りがこれまでのメインでした。
そして、今年新たにレパートリーに加えたのが「日本酒の熱燗」です。
当然熱燗の存在は知っていましたが、なかなか踏み切れなかった。そんな私の背中を押してくれたのが、ある書籍。
それは
『寂しい生活』(東洋経済新報社 2017年)
です。
稲垣えみ子さんの著作はほぼすべて読破しています。コラムも楽しむことが欠かしません。東洋経済とAERAの記事は必ず読んでいます。
この著書から学んだこと、気付いたことは本当に多い。そして実際に数多くのことを試しました。好きな著者がやっていることをまねて見たくなる。単純というか素直というか、そういう性分なのです。
でも、稲垣さんが実践されたことすべてをまねることはできません。家電を手放す、特に冷蔵庫や洗濯機を使わない生活は実現できていません。。。
私が試したことは、
・干し野菜
・ぬか漬け
・掃き掃除(掃除機を使わない)とモップ掛け
くらいでしょうか。
この著作を初めて読んだのは、発刊年の夏から秋にかけての時期だったと記憶しています。
稲垣えみ子さんの著作と初めて出会ったのがその一年前の2016年。
『魂の退社』(東洋経済新報社 2016年)でした。
恥ずかしながら、当時は稲垣えみ子さんのことを存じ上げていませんでした。
本屋でたまたま見つけた気になるタイトル。本を手にしたときには、最初に背表紙で著者プロフールを見るのが習慣になっている私。そこに「朝日新聞社を退職してフリーランスに~」といった紹介がなされていたことに、まず心を動かされました。
朝日新聞社といえば超一流企業であり、高給なことでも知られています。そのポジションを50歳にして捨て、まったく新しい生き方を始められている方が書いた書籍。「これは読みたい!」と早速手にしたのでした。
このように、稲垣えみ子さんの書籍を読むに至った最初の動機は(単なる)興味だったのですが、そこに書かれている内容は深い。一気に読み切ってしまいました。
すっかり彼女に惹かれた私は、2冊目となる『寂しい生活』を喜び勇んで手にとり、瞬く間に読破。
今回、日本酒を夜のお伴に加えようかな〜、という思いがふと頭をよぎったときに、稲垣えみ子さんの著書のことを思い出し、改めて2冊を再読したというわけです。
稲垣えみ子さんについては、改めて書かせていただきたいと思います。紙幅を十分にとって書かせていただきたい。自分にとっては憧れの存在ですから。
明日は熱燗の話に戻しますね。