全部食べたいとは限らない。残りは…!
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます!
岡田斗司夫さんのレコーディング・ダイエットにて、1日の摂取カロリー量を一定の範囲に収めるという試み。そのカロリーは「自分の基礎代謝量ぎりぎり」あたりがベスト。
たとえば、あなたが40歳の男性なら2700キロカロリー、30歳の女性なら2050キロカロリーになります。
代表的な食事のカロリーを考えてみると、これが簡単ではないことが分かる。
たとえば、ビーフカレーライスは約950キロカロリー、カツ丼は約900キロカロリー。
ちなみに生野菜のサラダは約120キロカロリー、絹ごし豆腐一丁は約190キロカロリー。こういったものを組み合わせる必要が出てくるわけですで、1日の食事の中で。
これが、パズルゲームと表現される所以。この取り組みをゲーム感覚でできるかどうか。
岡田さんもこう書いています。
・「上昇」段階では前日や当日の朝に、その日一日の食べるものをあらかじめ考えておくことをおススメする。毎食ごとに「なにを食べようかな」と悩んでいては、制限カロリー内に抑えるのが難しいからだ。
その日1日に食べるものをあらかじめ決めておく。パズル全体を俯瞰し、そこにはめ込むピースを事前に用意しておくということですね。
「毎晩食べたいものを食べたいよ!」
「食べることが生きがいなのに、それを我慢するなんてできない!」
というわがままなあなた(わたし)に、岡田さんは一つの方法を示してくれます。
・誰でも「すっごく食べたいもの」がある。でも、実は「全部食べたい」とは限らない。絶対に食べたい分だけ先に確保して、残りはまず捨ててしまう。
全部食べたいとは限らない。これは分かります。すごく納得できる。
ビールで考えればわかりやすいかもしれません。最初の一口、最初の一杯が本当においしい。
でも、二杯目、三杯目はどうでしょうか。確かにおいしいです、ビール党の私にとっては。でも、飽きがくるというのも実際のところ。惰性で飲んでいる感もある。
食事も一緒ですよね。トンカツは確かにおいしい。でも、最後のほうは一口目の感動(?)は薄れている。おいしいことに違いはないけれど、別に食べなくてもなんとかなるかもしれません。その段階で空腹が満たされていれば、ですが。
でも、「捨ててしまう」というのはどうでしょうか?
あなたは同意できますか? 直感的に受け入れられない。そんな方が多いかもしれません。
私もそんな一人です。「食べ物を捨てる」というのは、道徳的にしてはいけないこと、だという感覚があります。
育った環境による部分もあるでしょう。戦中、戦後の貧しい時代を経験している人は、「捨てる」ということが受け入れられないかもしれません。幼少期・青年期に貧乏な生活を強いられた方は、「捨てる」ということが許せないかもしれません。
あなたはどう考えますか?