世界のビールを楽しむ ギネス④
おはようございます。
新しい一週間が始まりましたね。相変わらず冴えない天気ですが、今日も元気に頑張りましょう。
アサヒの豪カールトン買収というビッグニュースを二日間にわたりお伝えしましたが、今日からギネスビールの話に戻りますね。
前回はポーターとスタウトの違いについて説明させていただきました。
スタウトの特徴は、何といっても、その焦がした苦みとドライな味わいです。よくスタウトの苦みはコーヒーに例えられますが、これは「ギネス スタウト」を飲んだことがある方であれば、納得の例えだと思われるでしょう。まさしくコーヒーのように香ばしい苦みを感じますね。
コクが深く飲みごたえがあるギネスは「コップに入った食事」という言われ方もします。この例えにも納得します。私も、ビールを「飲んでいる」というよりは、「食べている」ような感覚を覚えます。
それでありながらも、ギネスはカロリーが低いことが知られています。1パイントのカロリーは約198キロカロリーで、同量の国産ビールよりも低カロリーですよ。
糖質の量が少ないことでも有名ですね。(少なくとも、ビール好きで、うんちくを語りたい人たちの間では有名です…)
「ビールを飲むと太る」という印象を持っている方もいらっしゃると思いますが、それは正しくありません。ビールにマッチする高カロリーのおつまみを食すことが体重増に結びつく、というほう正しいでしょう。
とはいえ、ビールの飲み過ぎは腰回りの増長に一役買うのは確かでしょう。その点、ギネスであれば少しは安心です。真剣にダイエットに取り組んでいるけれど、ビールも楽しみたい、という方は、ギネスを選ぶとよいかもしれません。
そして、ギネスは栄養価に優れていることも忘れてはいけません。鉄分に加え、ビタミンB2、B6、B12、葉酸、パントテン酸が豊富に含まれています。
これらの栄養素は、ストレスの緩和、動脈硬化の予防に有効なようです。心臓発作や血栓ができるリスクを低下させる効果がある、という研究結果も発表されています。
個人的には、このような研究結果を鵜呑みすることには抵抗があります。研究には資金が必要ですが、その資金は商品を宣伝したい企業が投じていることがよくありますからね。ギネスの場合はどうか分かりません。あくまで一般論としての話です。
とはいえ、自分の好きなビールが健康にもいいという情報を知ると、嬉しくなるのも事実ですが。