毒舌と言えば… あの人ですね
こんばんは。
「大器晩成」
この言葉に、そして、この言葉を実現しているストーリーに惹かれる。希望を感じる。勇気をもらう。
ストーリーというのは本当に大切だな~とつくづく思います。どれだけ良質な種類のストーリーを、どれだけ数多く持っているかで、人生の豊かさは大きく変わってくると思います。
「大器晩成」を実現したストーリー。
私に希望を与えてくれた一冊の作品があります。
それは
『しょせん幸せなんて自己申告』(朝日新聞出版 2017/10/20)
です。
はい、綾小路きみまろさんの著作です。
綾小路きみまろさんをご存じない方はいらっしゃらないと思いますので、ここでも一応Wikipediaから引用しますね。
綾小路 きみまろ(あやのこうじ きみまろ、1950年12月9日 - )は、日本の漫談家、お笑いタレント。本名:假屋 美尋(かりや よしひろ)。
これだけでは分からないと思いますので、この著作の中の言葉を引用する形で、きみまろさんのことをお伝えしていきたいと思います。
ちなみに毒蝮三太夫さんはご存知でしょうか。いきなり話が飛んでしまいすみませんw
綾小路きみまろさんよりもさらに高齢の方ですから、ご存じない若い方が多いかもしれません。
綾小路きみまろさんの著作を手にしたときに、なぜか毒蝮三太夫さんのことが頭に浮かんだのです。
「毒舌」という共通点はあっても、その毒のレベル、毒の吹きかけ方/盛り方(?)はまったく異なるので、毒蝮三太夫が思い浮かぶのが不思議です。おそらく毒蝮さんの毒の吐き方にかなりのインパクトを感じたからだと思います。
毒蝮三太夫さんは「このくそババア」といった直接的な(?)表現でお客さんをいじるのですが、お客様(お嬢さま方)は、そう言われてうれしそうに笑っている。つまりは、決して攻撃しているわけではない。愛情表現の一種。
毒を吐いてもお客さんに愛される。相思相愛。ここがお二人の共通点として思い浮かんだのでしょうか、
毒蝮三太夫さんの芸風(?)に興味のある方はYouTubeに動画がありますのでご覧いただきたいと思います。
毒舌といって頭に浮かぶ有名人と言えば、有吉弘行さんですね。
有吉さんの場合には、お客さんをいじるのではなく、共演者やほかの芸人さんに毒を吐く。でも、言われた芸人さんにとっては「おいしい」んですね。他者を攻撃するのではなく、他者を高めてあげる。表現的にはおとしめているような感じがしても、その効果は正反対。言われる方にとって嬉しい毒舌ですw
いや~、毒舌っていいもんだな~と思います。
その一方で難しい。毒舌を巧みに使えるようになると、仲間が増える、人生が変わっていく、といったベネフィットを得られそうですが、そこには長年の鍛錬が必要なのだと思います。
話がそれてしまいました。
明日から綾小路きみまろさんの著作から、心に残った文章をお伝えしていきます。