身近にいる「大器晩成」を実現した人
こんばんは。
あなたは「大器晩成」という言葉にはどんなイメージを持たれていますか?
この言葉をご存じない方はいらっしゃらないかもしれませんが、念の為「goo辞書」から引用しておきますね。
大きな器は完成するまでに時間がかかることから、真に偉大な人物も大成するのが遅いということ。大人物は遅れて頭角を現すということ。才能がありながら不遇である人に対する慰めの言葉としても用いる。
▽「大器」は偉大な器量をもつ人。「晩成」は多くの時間を費やして成就すること。
「これまで、そして、今はまだこんな状況だけれども、これまでの努力が報われる日が来る」
と踏ん張って、前を向くことができる。そんな方もいるでしょう。
もしくは
「私はまだ認められていないが、世間が追いついていないからだ。私の良さが認められる日が来るさ」
と少し楽観的に捉える方もいるでしょうか。
この言葉に元気、勇気をもらえる。そう感じられる方は多いと思います。上記の例で言えば前者のような人ですね。
この言葉に希望をもらえる。とくに、精神的につらい時期を過ごしているときには、この言葉が拠り所になることもあるのではないでしょうか。
私自身は決して「大器」ではありません。でも、「現在の自分」よりもっと高いところに行きたいとは思っています。
大器晩成を実現した偉人の例は枚挙にいとまがありません。
レイ・クロック
カーネル・サンダーズ
このブログでも何人の「遅咲き」の偉人について語ってきました。
遅咲きの人物の自伝や物語を読むことこそ、希望を感じられるものはない。
これは、現在の自分が未だ花開いていないことの裏返しでもあるのですが、希望を失って何もできないよりは、こういうストーリーに触れて、前を向いて進んでいく方が、よっぽど幸せだと思います。
先ほど挙げた成功者は、少し自分からは距離があって、現実的に感じることが難しいかもしれませんね。
あなたの周りにも、もっと身近なところに、そういう人はいるはずです。そういう人の人生、生き方を知り、そこから学ぶことは、刺激にもなり、安心も得られる。個人的にそういう人と接する機会があれば、あなたは本当に幸せだと思います。
「そんな人は周囲にいない」
という声も聞こえてきそうです。
そんな方に、ある人物をご紹介したいと思います。
まあ、ご紹介するといっても個人的なつながりがあるわけではありません。その方が書かれた著作と出会った、というまでなのですが。
もっといえば、決して身近な存在とも言えない。大スターともいえる存在です、私にとっても。
でも、親近感を感じられる存在ではあります。失礼な言い方かもしれませんが。
その方とは誰か?
明日に続けます。