「重要だけどめんどうくさい」課題は他の人と一緒にやろう
こんばんは。
「時間管理のマトリックス」
タスクをその緊急度と重要度の度合いから4つの領域に分類する考え方。
(A/第1領域)重要度も緊急度も高いタスク
(B/第2領域)重要度が高いが、緊急度が低いタスク
(C/第3領域)緊急度が高いが、重要度が低いタスク
(D/第4領域)重要度も緊急度も低いタスク
この4つの分類のなかで「B/第2領域」にできる限り時間を投下することで、上昇のループに入ることができる、というもの。
このマトリックスを知りながらも、自分のタスクの分類すらできない人も多い。なぜなら、それが「めんどうくさい」から、そして「現実と向き合うのが怖い」から。昨日はそんな話をしました。
もしあなたが現在の状況に不満を感じていたり、もっと質の高い生活をしたいと考えていたりしたら、この分類は避けて通れません。
これを実践しなければ、あなたと、このマトリックスを知らずに緊急のことばかりしている人との差はありません。行動が伴わないと上には行けないんですよね。せっかくこの素晴らしい知恵を知りえたのですから、使わない手はない、使わないともったいない。そう考えて、一歩を踏み出しましょう。
ちなみに、こういった「重要だけどめんどうくさい」課題をこなすために効果的なのが「他の人と一緒にやる」ことです。
私たちは、一人だとどうしても易きに流れてしまう。めんどうで、さらに不安をかきたてるような対象であれば、なおさらのこと。わざわざ不快感を伴う行動をおこそうとは思わないんですね。
でも、他の人と一緒にやると逃れるのが難しくなる。例えば、自分のタスクをこの「時間管理のマトリックス」に分類する課題をグループで取り組む。グループ数人で集まって、同じ時間にこの課題に取り組む。もしくは、1週間後に互いのマトリックスをシェアすると決める。そうすることで、課題を先送りにすることを防ぐことができる。
ワークショップ型のセミナーや勉強会に参加する一番のメリットはここにあるんですね。そこで学ぶ内容自体も有益です。でも、それ以上に有意義なのが、それらが与えてくれる環境です。実際に自分の頭で考える、自分の脳を使って課題と向き合う、課題を自分事と捉える、という能動的な行動を強いてくれるから。これも「強制力」をうまく利用している、と言えるでしょう。
「重要だけどめんどうくさい」課題は、他人、仲間と一緒に行う。これは効果的ですよ。