「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

小手先のテクニックではなく本質を求めている人こそ

 

こんばんは。

 

Stephen R Covey博士の『The 7 Habits of Highly Effective People』、もしくは『7つの習慣』。

 

 

 

日本ではビジネス書とされることが多いのですが、氏の教えはビジネスだけにはとどまりません。人生すべてについて書かれています。

 

私が『The 7 Habits of Highly Effective People』の購入を決めた際も、「自己啓発書」、特にビジネスに特化したもの、「ビジネス書」のつもりでした。

でも、読み進めるうちに、それは勘違い、思い込みであることを知りました。

もっと深い、人間として本質的なことが書かれていることをすぐに理解しました。

 

ビジネス書、もしくは自己啓発書というと、スキルやテクニックを紹介するものが多い。そう感じませんか?

この分野は数多くの書籍が毎日のように出版されてきました。その質は多岐に渡ります。安易で簡単な、小手先のテクニックを紹介するだけの本が多数を占めているのでしょう。おそらく私は、そんな本を数多く読んできた。だからこそ、この著作を読んだときに面食らったのかもしれません。

 

ウィキペディアさんの「内容」という部分からも、氏が本質を貫いていることが示されています。

著者は本作を執筆するにあたり、アメリカ建国以来発行された約200年分の「成功」にかかわる文献を調査した。その結果、直近の50年分の文献ではコミュニケーションスキルやポジティブシンキングなど、上辺だけの応急処置的なテクニックの解説に終始するものがほとんどであったのに対し、初めの150年間の文献は誠意、謙虚、勇気、正義、忍耐、勤勉、節制、黄金律といった、不変の「原則」に基づく優れた人格の養成を重視していたことを発見する。著者は前者のパラダイムを「個性主義」、後者を「人格主義」と呼び、「人格主義」に基づいた成功への法則を抽出して、それを「7つの習慣」として提示する。

 

日本だけではなく、アメリカでも同じような傾向があったのですね。

 

この本は難しい。

この本は敷居が高い。

 

と感じてしまう人が多いのは、本質よりも小手先のテクニックを求める現代の病かもしれません。いや、現代に限らず、これまでの世代も同じだったのでしょう。人は易きに流れてしまうのですね。

 

安易で、心地よいテクニックが示された本ばかり読んでいると、確かにこの本は難解です。

でも、ぜひとも向き合っていただきたいです。私も重い腰を上げてようやくこの本と向き合うことを決意したのですが、その判断に誤りはありませんでした。いや、もっと早く読むべきだった、と後悔しました。

 

何度も読み返す価値のある本。

ぜひ、あなたのライブラリーに追加していただきたいと思います。

 

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