時間管理のデファクトスタンダード
こんばんは。
本日もお越しいただきありがとうございます。記事をなんとか書き続ける励みになります。今後ともよろしくお願いいたします。
Stephen R Covey博士の『The 7 Habits of Highly Effective People』、日本語翻訳版は『7つの習慣』。
ビジネス書と分類されることが多いこの著作ですが、氏の教えはビジネスだけにはとどまならい。幸せな人生を送るためのすべての側面について書かれている。このことは昨日お伝えした通りです。
でも、多くのビジネスリーダーや実業界の著名人に絶賛されているがゆえに、ビジネス書という分類に当てはめるきらいがあるのでしょう。
なぜ、これほどまでに多くの著名人やビジネスリーダーに支持されるのか、多大な影響を与えたのか?
それは、第3の習慣である「最優先事項を優先する」に書かれている、タイムマネジメントの原則によるところが大きいと思います。
「時間管理のマトリクス」とも呼ばれている、この原則を知らない人はいないでしょう。
でも、これがStephen R Covey博士が提唱したものだとは気づいていない方はいるかもしれません。時間管理とタスクの振り分けにおいて、あまりにも一般的になりすぎているので「誰が提唱したか」を考えることもない、というわけですね。
「時間管理のマトリクス」では、緊急度と重要度によってタスクを振り分けています。
はい、ご存じの第1~第4領域の分類です。
日々の活動を「緊急か/緊急でないか」を横軸に、「重要か/重要でないか」を縦軸に取り、4つの領域に分類する。
タスクをこの4領域に当てはめて考えることで、自分がすべきことに適切な優先順位をつける、というものです。
第1領域:緊急度【高】&重要度【高】
第2領域:緊急度【低】&重要度【高】
第3領域:緊急度【高】&重要度【低】
第4領域:緊急度【低】&重要度【低】
このマトリクスはあまりも有名ですので、知らない方のほうが少ないような気もしますが、あえて質問しましょう。
この4領域のうち、私たちが取り組むべき最優先事項は、どの領域のタスクになるでしょうか?
答えが「第4領域」ではない、というのは明らかですね。
緊急でもなく、重要でもない。そんな行動が最優先事項になるわけがありません。この領域にあてはまるものは、時間の浪費に他ならない。この領域に割く時間は減らさないといけません。
無駄にスマホをいじくっている時間や、意図もなくYouTubeを見る時間。付き合いで参加している飲み会や、ストレス解消のための暴飲暴食もこの領域に当てはまるでしょう。
もしかして、あなたは第4領域にあてはまる活動で多くの時間を浪費していませんか?(これは、自分自身への問いでもありますw)
明日に続けます。