英検準1級申し込み
大学に入ってからも堕落した生活は変わりません。
ほとんど真面目に勉強した記憶がありません…。
英語に再び向き合い始めたのは大学3年生の時でした。
この時期になって、大学卒業後の生き方を考えなくてはいけないと感じ始めました。
とはいえ、それまで何も真剣に考えていなかった自分は、漠然とどこかの会社に就職することをイメージしていたにすぎません。
就職活動を控え、なにかアピールポイントが必要なのでは、と、これまた漠然とした不安を持つようになっていました。
それに対する答えが、英語でした。
正確に言うと、他にあまりアピールすることがなく、消去法での選択でしたが…。
かといって、取り立てて英語ができるわけではありません。周囲に自分より英語ができる人は山ほどいます。
何か資格を持っておけば有利だろうという安易な考えから、英語検定を受験することを思い立ちます。
中学時代に英検4級を取得したこともあり、英検には馴染みがあったのです。
「どうせなら、最上位の1級をとってやろう」と思い、本屋で過去問を立ち読みします。
1級とはいえ「何とかなるだろう」と高を括っていました。
が、数ページを見ただけで、その思い上がりが崩れ去ります。
全く意味不明(笑)。
知らない単語のオンパレードで、これはどうにもならないと悟ります。
次善の策として、準1級の過去問をチェックします。
これも自分にとってはかなりハードルが高いと感じました。
だが2級をとってもあまりインパクトがないのでは?
いろいろと考えた結果、準1級に申し込みをしました。
とりあえずお金を払ってしまえば、何とかするだろう、という思いもありました。
貧乏学生にとっては、受験料も大きな出費です。
自分の性格上、それを無駄にするようなことはしない、ということは分かっていましたので。
勉強の為に購入したのは、旺文社の本だったと記憶しています。
約3ヵ月間にわたり、その本で繰り返し勉強をします。
結果は、
合格
でした。
今考えても合格できたのは本当に運が良かったと言わざるを得ません。