ホッピーハイの大惨敗が彼女に与えた影響は想像にかたくない
おはようございます。本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
三連休が終わってしまいましたね。今日から仕事再開の方が多いと思います。
連休明けの初日は重要です。ただでさえ残りの平日の日数が少ないのに、お休み気分で初日をダラダラ過ごしてしまうと、エンジンがかかったころに週末を迎えてしまいますからね。
休みもいいけど仕事も大切です。今日は朝から全力投球でいきましょう!
今日もホッピーとミーナさんの話を続けます。
コクカ飲料に入社したミーナが、当時の同社を否定するような振舞いをしてしまった、ということをお伝えしました。自ら敵を作ってしまう状況になっていたのでしょうね。
そんな状況の中で、彼女が父である社長を説得して世に送り出したのが「ホッピーハイ」だったのです。
当時のマーケティング調査は、ホッピーが「ダサい」・「古臭い」といったイメージを持たれているという結果を示します。これは彼女自身も感じ、社内でも口にしていたイメージと同じものでした。
ミーナは「ホッピーハイ」がこのようなホッピーのイメージを打ち破ることを期待していた、もっと言うと確信していた製品だったのではないでしょうか。
残念ながら、この「ホッピーハイ」はわずかな期間で市場撤退に追い込まれ、1000万円の赤字を出すほどの失敗に終わったことはお伝えした通りです。
入社直後に彼女が主導したプロジェクトは惨敗といえるほどの結果に終わってしまったのです。
すでにお話したように、彼女のコクカ飲料入社が会社に与えた影響はネガティブなものであったと推察されます。
周囲の人々には、彼女が社長の娘であるというだけで、ただでさえ我が物顔に振舞っているように映ってしまったのではないでしょうか。
さらには、そのネガティブな見られ方を打ち消すどころか、これまで同社を担ってきた先輩社員を否定するような言動をしてしまったことにより、彼女を快く思わない人を多く作ってしまったように思われます。
そんな状況の中での「ホッピーハイ」の大失敗は、彼女にとって大打撃であったことは疑う余地もないでしょう。。
ミーナさんは、この「ホッピーハイ」を最初の失敗であったと後におっしゃっています。
明日に続けます。