大失敗をネガティブに受け止めずに学びと捉える 立て続けに起こる苦難にも負けない精神力には元気と勇気をもらえる気がします
おはようございます。本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
私の住む地域では、ここ数日晴れやかな日々が続いて嬉しい限りです。
寒さが苦手な私は冬という季節が好きではないのですが、冬が近づいていることを実感せざるを得ないこの時期も辛さを感じます。日の出が遅くなり日の入りが早くなるのも応えますね。そんな時期に太陽がさんさんと輝く日が続くと頑張る気力がわいてきます。
今日も晴天が見込まれます。太陽に感謝です!
昨日の記事では、ホッピーハイの大惨敗がミーナに与えたインパクトについての、私なりの解釈をお伝えしました。
この「ホッピーハイ」の失敗を振り返ったミーナさんは、失敗の一番の原因を「過去をすべて否定し、周囲の協力を得ずに突っ走た」ことであると述懐されています。
また、「変えていいものといけないものとがある」ことを学んだともおっしゃっています。
この発言からも、ミーナさんは本当に前向きで力強い姿勢を持っている方だと感じられないでしょうか。
失敗にめげるのではなくその失敗から学んだという、前向きなマインドをもたれているのが印象的です。
「言うは易く行うは難し」といいますよね。
実際にこのような苦境に立たされた時にポジティブ思考でいられるかというと簡単なことではないことが容易に想像できます。
彼女のこの姿勢に学ばないといけないな、と強く思わされました。
この大失敗に比べれば、どうでもよいようなことに振り回され、自分勝手に落ち込んでいる自分を恥ずかしくも感じましたね…。
この大失敗の後も、ミーナの「コクカ飲料を変える」という意志は揺るぎません。
しかし、その強い意志がたちまちの業績向上や会社自体の変化には結び付きません。現実は厳しいものでした。
つまり、コクカ飲料とミーナを取り巻く環境は悪化の一途をたどったのです。
2001年には、ミーナの入社によって火が付いた派閥抗争のからみで、彼女のいとこにあたる人物と彼に連なる古参の幹部がごっそりと同社を辞めます。
さらには、2002年には売上が8億円までに落ち込みます。
入社して以来立て続けに苦しい場面を経験すれば、かなり精神的に追い込まれてしまうのが通常でしょう。
ですが、このような苦しい現実においても、ミーナのポジティブ思考はぶれません。彼女の強い意志がぶれなかった、という表現の方が適切かもしれません。
この厳しい状況をミーナさんはそれで良かったと思っているというのです。
「企業の成長過程においてはウミを出し切ることが必要。父である2代目社長が古参たちとのしがらみに縛られてできなかったことをやるのが、3代目である私の役割。」といった趣旨のことを述懐されています。
明日に続けます。