信念を貫き通しながら、教訓からの学びを行動を変えていく
おはようございます。
本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
昨日はいかがお過ごしになりましたでしょうか。
私の住む地域では昨日も晴天に恵まれたおかげで、私の心も晴れやかになりました。洗濯物もからからに乾きましたし。
残念ながら体調不良は改善の兆しが見えません。休息時間を余分にとるべく昼間に5時間程寝床の中にいたのですが、効果はありませんでした。時間を無駄にしてしまったようで気持ちまで下がってしまいました…。
さあ、気を取り直して本題に入ります。今日もホッピーについてのお話をさせていただきます。
昨日の記事の最後に、ミーナ自身が言う「最大の失敗」を教訓とし社員たちの関わり方を変えていったことについて触れました。
この事件以来、ミーナの思いや目指す方向性とその必要性について、日々いろいろな方法で社員たちに伝える姿勢を持ち始めます。自分の考えを社員に伝え、それを理解してもらえているか、理解してもらえるような言動をとっているか、ということを確認するという行動をとるようになったのです。
この事件は当時の同社を取り巻く環境を象徴するものでした。
ミーナが同社に入社した時期は、創業から長い年月が経った同社は改革を必要とする時期に来ていました。
そして、ミーナの父である2代目はそれまで同社を支えてきた古参社員たちとのしがらみに縛られていたのです。
彼女はこう考えていました。「3代目であれば、そのしがらみを振り切り、大ナタを振ることができる。」と。
彼女はこうも語っています。
「ウミを出し切ることは企業の成長過程において必要なこと。初代と2代目が築いたものをいったんバラシて良いものだけを残す。それが3代目の役割であり、3代目であったからできたことなのかもしれません。」
この強い信念に基づき同社を変えていこうという試みの中で、ミーナの方針や試作に賛同しない社員は次々と止めていきました。
古くから同社を支えてきた彼らの立場から考えれば面白いはずはありません。
いきなり入社してきた創業者の跡取りに好き勝手に言われてしまうのですから。
そのような社員が同社を去っていく中で、ミーナがこの「最大の失敗」を教訓に彼女の行動を変えたことが、その後の彼女を取り巻く環境と同社を変えていった最大の要因なのだと感じます。
彼女の考え方に理解を示し、共感し、共に同じ道を歩んでいく仲間を作り出していくことができたからです。