「自分の役割を貫く」という強靭な精神力を身に着けたい
おはようございます。
本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
昨日も晴天に恵まれ嬉しい限りです。
私は4時45分に起きることを日課にしています。
11月にもなるとこの時間帯はまだ夜が明けていおらず、1時間ほどしてようやく部屋の明かりをつけずに活動することができます。
日の出の時間帯がやってくるのは、もう一つ私の日課である洋書読書に取り組んでいる途中なのですが、その時に日差しを感じるのとそうでないのとでは、気分が大きく変わってくるのですね。
暖かな太陽の光が差し込むとやる気がみなぎってくるのを感じますが、曇りや雨だとなかなかエンジンをかけることができません…。
本当に太陽はありがたい存在だと思っています。一方で、天気に影響されていてはいけないと自分を戒めていますが…。
さて、昨日はミーナが困難な状況にも陥りながらも、持ち前のポジティブ思考で失敗を学びに変えていったことをお話ししましたね。
一番強く私の心に響いたのは、昨日の記事の最後に紹介した彼女の述懐です。
「企業の成長過程においてはウミを出し切ることが必要。父である2代目社長が古参たちとのしがらみに縛られてできなかったことをやるのが、3代目である私の役割。」
どのような状況に置かれても、自分の役割を貫くという強い意志を感じました。
私は彼女とお会いしたこともありませんので、実際のところはよく分からずあくまで想像の範囲を超えないのですが、本当に強い精神力の持ち主だと思わずにはいられません。
そう思わされるのは、これまで記事にさせていただいた内容だけによるものではありません。
それ以外にも、そう感じずにはいられないエピソードがあります。
「ホッピーハイの失敗」を「最初の失敗」であったと表現をしていたのを覚えていらっしゃいますでしょうか。
これは、ミーナがこの後も失敗を経験されているということを意味します。
これから、彼女が「最大の失敗」と振り返っている出来事について話を始めたいと思います。
その最大の失敗は2006年2月の出来事でした。
ちなみに、この時期は彼女は副社長というポジションでホッピービバレッジを牽引する立場にいました。就任が2003年ですから約3年後の出来事ということになります。
工場での朝礼が終わった後に、工場長が「お話があります」と彼女に話しかけます。
なんと、工場長はポケットから辞表を出します。そして、こう言いました。
「これは私だけの辞表ではありません。工場全員の辞表です。全員が辞めたいというので、私が代表して書きました。」
工場の全員が辞めたいという、まさかの事態。
いったい何があったのでしょうか?
明日に続けます。