これが「キンミヤ」の認知度アップにつながった 「好きやねん」の販売縮小と時を同じくして実行した施策とは?
こんばんは。
今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
今日も暖かな日差しに恵まれました。
おかげさまで洗濯物をカラカラに乾かすことができました。いやー本当に太陽はありがたいですね。
恥ずかしながら、ここ数日間は早起きから遠ざかっていたのですが、今朝は4時45分に起床することができました。悪い流れを止めることができてよかったです。
早起きができなかった理由は、飲み会での深酒です。連日のように飲みに行ってしまったのです…。12月は飲み会の機会が多いので、良い習慣を手放してしまう危険性も高くなります。なんとか持ちこたえることができたのが本日の一番の収穫です。
早起きをするとその後の活動もスムーズになります。今日は本当に充実感を味わうことができました!
今日もキンミヤの話を続けさせていただきます。
昨日の記事では、「好きやねん」の販売縮小がキンミヤブランドの認知に繋がったことに触れて、筆を置きました。
今日は具体的に宮崎商店が起こしたアクションと、なぜそれが奏功したのかを見ていきたいと思います。
宮崎商店が4Lの大容量ペットボトルの販売を止めることと時を同じくして実行したのは、商品ラインナップを増やすことでした。
具体的には、1.8Lの紙パックや600mlの瓶、200mlのカップに加えて、720mlや300mlの瓶を市場に投入していったのです。
それらすべてに、今となってはお馴染みのキッコー宮のデザインが施されていました。
飲食店で使う4Lの大容量サイズは、だいたいお客さんの目に見えないところに置かれていますよね。厨房の奥やカウンターの下に置かれているのがほとんどだと思います。
その理由は、「こんなに安い焼酎を使っているのか!」とお客さんに気づかれたくないという、店側の思いやり、思惑です(笑)。
いや言い過ぎかもしれませんね。大容量サイズは当然重たいですから、それを持ち上げなくて済むように、厨房のフロアに近い下の方、ないしはカウンターの下の方に置かれることが多くなるのでしょう。
これが意味するのは、
「お店に来ているお客さんは、自分が頼んだお酒にどんな焼酎が使われているかを知らない」
ということです。
新たに市場投入した720mlや300mlの瓶は、それまでの4Lの大容量ペットとはお店でのポジションが異なることになりました。
4Lペットのようにお客さんの目に見えないところに置かれるのではなく、お店の棚にそれらが並んだり、お客さんの見えるところで、キッコー宮デザインが施された瓶でお酒が造られる機会が増えたのです。また、瓶のまま、お客さんに提供されることも多くなったのです。
お客さんが「今飲んでいるのは『キンミヤ』という焼酎なんだ」と認識するようになり、キンミヤの認知度がどんどん上がっていったのです。
明日に続けます。