シャリキンは宮崎商店さんにとって一石三鳥の商品
こんばんは。
本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
昨日の記事では、シャリキンについてお話しました。
ふだんテレビを見ない私は知らなかったのですが、ある人気番組でシャリキンが取り上げられたことがあるようです。メディアで取り上げられたこともシャリキンとキンミヤの知名度アップにつながったのでしょう。
ファンを増やし続けている「シャリキン」ですが、実は、宮崎商店さんが開発したものではないようです。
あるお店で凍らせたキンミヤを提供していることを知った宮崎商店さんが、それを製品化してしまったというのが本当のところのようです。
ここにもストーリーがありますね。「お客さんに愛されているキンミヤだからこそ、製造元も知らなかった飲み方が生み出されるのだ」と言わんばかりです。
宮崎商店さんは本当に繰り出すストーリーが秀逸ですよね。
単にキンミヤを凍らせればいいように思えますが、そうは簡単にいかなかったようです。
キンミヤ焼酎は通常アルコール度数が25度ですが、そのままだと普通の家庭用の冷凍庫だと凍らることが難しかった。業務用の特殊な冷凍庫でないと25度のキンミヤは凍らせることができなかった、とか。
宮崎商店さんは、パウチ用のキンミヤの度数を20度に落として製品化しました。これであれば、家庭用の冷蔵庫でも容易に凍らせることができるので、家飲み用としての需要も取り込めます。
25度のキンミヤに比べ飲みやすく、これが消費量増につながる。しかも、原価も安く上がるという宮崎商店さんにとってはまさに一石二鳥の商品なのです。
パウチのお値段は約100円で、お手頃なように感じますよね。
ですが、90mlで100円であるということをお忘れなく。900mlや一升のキンミヤのお値段から、90mlあたりの金額を計算し比較してみてください。宮崎商店さんの利幅の大きさが分かると思います(笑)。
宮崎商店さんにとって「シャリキン」はまさに一石三鳥の商品なのですね。商売上手です、宮崎商店さん!
25度のシャリキンも主に業務用として販売されているようです。私はまだ試したことがありませんが。
自宅でシャリキンを作っている方も多いようです。
タッパーやペットボトルに移し替えて凍らせたり、紙パックのキンミヤをそのまま凍らせたりと、そのやり方は人によって様々ですね。
これであれば、わざわざパウチを買う必要もなく、経済的ですね。