宮崎商店さんの販売姿勢・販売戦略が今のキンミヤの存在に繋がっている そして忘れてはならないもう一つの要素
こんばんは。
今晩も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
本日は皆さんいかが過ごされましたでしょうか?
私は一日中活動的に過ごすことができ、ご褒美として(?)一杯目のビールを飲み干したところです。
今日はクリスマスイブですので、普段と違った時間を過ごされている方も多いと思います。
昨日の記事では、宮崎商店さんのポリシーとして、老舗の飲食店や個人経営のお店との付き合いを大切にしていること、また、儲かるからどこにでも販売するということはしないこと、についてお伝えしました。
まさに、この姿勢が、キンミヤの根強いファンの存在と新たなファンの獲得につながっているのではないでしょうか。
大々的に宣伝されれば、多くの人がキンミヤを手にするかもしれません、また、多くの飲食店に置いているのであれば、キンミヤを頼んでみる人が増えるのかもしれません。
こうしてキンミヤの販売は増えるかもしれませんが、それが長続きするかどうかには疑問符が付くと思いませんか?
試しにキンミヤを注文したり購入したりする人が増えても、それは一時的なものになるような気がします。どこにでも置いてあれば、それは数多ある甲類焼酎の中のOne of themになってしまうのではないでしょうか。
私たちは、希少価値が高いものに惹きつけられます。
「知る人ぞ知る」の「知る人」であることに優越感や誇りを感じたりします。その「知る人」のグループに入りたいと思ったり、そのグループの一員になった時に喜びを感じたりすることもあると思います。
宮崎商店さんの販売姿勢・戦略がこのような人間心理をうまく捉えているように感じます。
そして、忘れてはいけないのが宮崎商店さんの巧みなストーリーの数々ですよね。
キンミヤと宮崎商店さんの記事を書いていく中で、そこにいくつもの良質なストーリーが存在することについて触れてきました。
これらのストーリーが人を惹きつけるのだと思います。
ただし、良質な物語があってもそれを人々が知らなければ意味がありません。
大々的にその物語を公にはしないものの、インタビュー記事やキンミヤファンのブログ等で、多くの物語が紹介される中で、新たなキンミヤファンを獲得しているように思うのです。
この「物語を地道に消費者に浸透させる」ともいえる手法が秀逸なのだと思いますが、皆さんはどのようにお考えになりますでしょうか?