客観的に把握する 現状認識のレベルを考える
こんばんは。
週末の始まりである金曜日がやってきました。この夜の時間をどう過ごすかが最も重要です。
昨日までお伝えしてきた「土日を有効に活用し、流れに乗って月曜日に突入する」コツを生活に取り入れていただければと思います。
さて、今日からテーマが変わります。
昨年後半からウェアラブルデバイスの使用を始めたことは以前お伝えしましたね。
すでに数か月経過していますが、ますますその良さを実感しています。
一言でいうと「自分の人生に好影響を与えてくれる存在」。何が良いか。それは自分の睡眠を客観的に知ることができること。
何事についても改善を試みる場合には、現在の状況を知る必要があります。実態を知らなければ、その原因と対策が明確に認識できない。そうなると改善が図れない。もっともな話ですよね。
何か目標を掲げてそれに向かって進んでいくことも同様。現在の状況とゴールのギャップを埋めていくのが、成長の具体的プロセスに他なりません。現状を知らなければ、ゴールへの道筋をクリアに見通すことはできません。
こう書くと「その通りだよな」と同意される方が多いと思います。
しかしながら、この「現状を知る」ということをどれだけ軽視しているか、考えたことはありますでしょうか。
多くの場合、現状認識を
①全くの主観で行っている
②なんとなくそう思っている
③現状認識という意識をもったことすらない
これらのレベルでなされていることが多いように感じます、自身の経験を振り返ると。
一つ目はまだよいかもしれません。自分なりに現状を認識して改善のための施策を検討し行動しているのですから。でも、主観のみに頼ると誤った方向に進む可能性が否めない。自分に甘かったり、また思い込みが認識をゆがめてしまったり。
二つ目のケースが一番多いでしょうか。何かを改善したり、何かを目指す動機は、現状に不満があるから。ただ、現状を認識している「つもり」になっているだけで深く考えてない。
三つ目のケースは失敗する可能性が最も高い。たとえば、何か書籍やネットで良さそうな対象や方法論を知り、それを闇雲に始めてしまうケース。自分の現状認識とは関係なく、なんとなく良さそうなものに手を付けてしまう。借り物のゴールといってもよいでしょうか。本来自分とは関係ない無目的な目的、ともいえるかもしれません。
少なくとも、①のレベルの現状認識はしたいものです。たとえ的外れであったとしても現状認識がないよりは相当ましですから。また、偏った考えであったとしても、自分と向き合う機会を持っていることは評価できる。
でも、このレベルでは得たいものが得られるかどうかというと疑問符が付きます。
明日に続けます。