こんなに時間がかかっていたとは
こんばんは。
日々の生活から「無駄時間」を削減する。
今回私が削減したいと思った「無駄」は「何をやったか特段思い出せない時間にとっていた行動」。この行動を特定し、その時間を削減する。
そういう行動こそ「無駄」といえますよね。
当たり前すぎて「いまさら何を言ってんの?」と思われるかもしれません。でも、「自分が何に時間を使っているか」をしっかりと把握し、その削減をできている人ばかりではないでしょう。いや、きっちりと認識していない人のほうが多いと思います。
自分がどんな行動を取ったかを認識する。そして、その時間を効果的に、効率的に使えるように改善していく。これは時間管理の基本と言えるでしょう。
この基本をやっているとやっていないかは大きな差になってくる。基本ができていないのあれば、一からやり直すしかありません。
ということで、久しぶりに行動ログをとってみることに。
平日と休日では生活リズムが異なりますので、双方の行動ログをとりました。
平日で気になっていた時間帯は「毎朝英書を読み終えてから家を出る」までの時間。
5:30に英書を読み終えて7:00分ごろに家を出る、というのがだいたいのパターン。この間に、筋トレ、30分の勉強、シャワーの時間をとっているのですが、この3つのタスクでなぜ1時間半もかかっているのか? そんなに時間がかかるはずがない、と感じていました。
行動ログをとると、犯人はすぐに分かります。
今回のケースでは
・スマホでのメールチェック後の時間
・ランチの準備
でした。
正確に言えば、これらを毎朝やっていることを認識していました。ただ、日々のタスクとしては捉えておらず、その記録はとっていなかった。そして、ほんのわずかの時間で済んでいる、という思い込みがあったんです。
一番の時間泥棒はスマホでした。メールをチェックするのはわずか5分。ただ、その後天気やニュース、他のSNSチェックへと移っていき、そこで10分ほど要していた。感覚的にはこれらトータルで5分ほどと思っていたんですが、実際にはその3倍を使っていたんです。
ランチの準備には10分ほど。準備とはいっても一から何かを作るわけではありません。前日までに作ったり、買っておいた出来合いのものをランチボックスに詰めたり、ラップをかけたり、といった簡単な作業。だいたい5分くらいで終えているつもりだったんですが、もっと時間がかかっていたことが分かりました。
5分や10分はわずかな時間ですので、そこまで気にする必要はないかもしれません。
でも、朝の5分、10分の価値を侮ってはいけません。朝の1時間は夜の2時間や3時間にも相当する、とも言いますからね。その意味では30分の価値があるといえるでしょうか。
「何にどれだけ時間がかかっているのか」を知ることで、行動の改善につなげることができる。さらには気持ちもスッキリするという副次効果も得られます。
朝の時間泥棒は把握できた。次は休日の時間泥棒を捕まえに行きます。
明日に続けます。