「自分を欺く」は通用しない
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
もしあなたが企業にお勤めならば、1年に1回は健康診断を受けているでしょう。企業側に義務付けられていますから。
一方、組織に属していない方には健診の義務はありません。
義務というとネガティブな響きもありますが、1年に1回健診を受けられるというのはありがたいと思いませんか?
会社側の費用負担で健診を受けられる。これは会社員のメリットの一つだと思います。(まあ、実際にはその費用は社員が負担しているとも言えますが)
でも、そのありがたさをしっかりと認識して享受できているかというと、そうでもない。
よく聞くのが、健診前の数週間だけ、人によっては数日だけの間、健康的な生活を心掛ける、という話。
健診で良くない結果が出ると、再検査や通院といった面倒な対応がでてきてしまう。また、自分が病に侵さていること、侵されつつあることを事実として知りたくない。そういう思いから、何とか健診で悪い結果を出さないようにする、という姑息な考えですねw (自戒を込めて)
これは本末転倒な行動だと思いませんか。健診の目的は、病の予防と早期発見にあるのですから。健診前の数週間だけ健康に気を遣った生活を送り結果として難を逃れても、それが潜在的な病の発見を遅らせてしまうということにもなりかねませんからね。
健診は抜き打ちで行った方がいいと思うのですよね~、この意味において。そうしたほうが、実際の健康状態を把握することができると思いませんか?
毎日自分の健康状態を測定するとなれば、こういった自分を欺く行動はとれません。だからこそ毎日体組成計に乗ることが大切なのです。
体組成計で測れる項目と、健診で診る項目では対象範囲が異なりますので、一概には比較できません。体組成計に乗っているからといって大病に気付けるわけではありませんしね。
でも、嘘偽りのないデータを知ることができるという側面は軽んじてはいけないと思うのです。毎日が毎日、健康的な生活を送れるわけではありませんから、否が応でも、良くないデータに出くわすことになるでしょう。
それがいいのです。体調が悪化していたり、生活が乱れていたりすると、その兆候をデータから感じることができる。そうすると、より健康的な生活を心掛けるようになる。この繰り返しが、日々の健康維持につながっていくのですから。
事実から目を逸らさない。現実を認識することで打ち手を考える。
これは生活のあらゆる側面で大切な視点ですね。
健康という重要な側面において、体組成計はその一助になってくれるのです。