自由に生きるということは、同時に…
こんばんは。
綾小路きみまろさんの著作『しょせん幸せなんて自己申告』の「目標について」の章から、私がとったメモをお送りしています。
今日はこちらの文章です。
・自由に生きるということは、同時に、自分の人生の責任を我が身に引き受けること。だからこそ誰よりも真剣になるし、得られる喜びも人一倍大きなものになる。その結果、たとえ自分の思い描いた人生とは違ったとしても、その人はすでに新しい独自の道をしっかりと歩み始めている。
雇われて働く人は、特に「自由」という言葉に憧れを持つかもしれません。
勤め先から「自由」になりたい、と思っている人が多いでしょう。人に指図される、自分の意志に反したことを受け入れることは、どうしても必要となってくる。そんな会社員生活を長く続けていると「自由が欲しい!」という思いは常に心に秘められていると思います。
では、なぜ自由にならない人が多いのか? つまり、会社員をやめて自営で生きていかないのか? というと、「責任を負いたくない」、もっというと「責任を負うのが怖い」からではないでしょうか?
会社という組織で働くと、確かに「自由」が制限されます。一方で「責任」も不明確になる。つまり、一方的に一個人が責任を負わされにくいという側面があります。(必ずしもそうとも限りませんが。場合によっては責任を負わされることもありますね。)
「自由もないけど責任もない」環境。こんな環境に長い間居続けてしまうと、「責任を負う」ことが怖くなってしまう。
「ある程度自由を我慢すれば、責任を負わずに飯が食える。現実的に考えたら、この状況のままのほうが得策だ」と考えてしまう会社員の方が多いのではないでしょうか?
こういった状況に長くいればいるほど、そこから抜け出すのが難しくなる。
だから、できる限り早く「抜け出してみる」ことが必要。30代、40代で自立する。50代でも遅くありません。今や人生100年時代なのですから。
自分の人生なのですから、自分の好きなように生きましょう。自由を手にしましょう。責任が伴いますがそれは当然のこと。それは受け入れましょう。自由を得られるんだから。
もう「えいやっ!」しかないんです。すでにお話した通りに。
と、感情論のような言葉を並べ立てても、怖さは拭えないかもしれませんねw
きみまろさんは、決して感情論で語っているわけではありませんね。もう一度この文章を読んでみてください。
・自由に生きるということは、同時に、自分の人生の責任を我が身に引き受けること。だからこそ誰よりも真剣になるし、得られる喜びも人一倍大きなものになる。
明日に続けます。