小さな「えいやっ」を積み重ねていこう
こんばんは。
綾小路きみまろさんの著作『しょせん幸せなんて自己申告』の「目標について」の章から、私がとったメモをお送りしています。
・「できるかできないか」ではありません。「やるかやらないか」です。
・「失敗したらどうしよう」「やってもしょうがない」と考えて足がすくんでいるのなら、そういうものにこそ「えいやっ」と自分を投げ出してみる。すると生きる力が腹の底からむくむくと湧いてくる。
もしあなたが順調なときにおいても、不調じゃないときにおいても、「失敗したらどうしよう」「やってもしょうがない」と考えて足がすくんでいるのなら、この先「やるぞ!」となることはないでしょう。残念ですが、それが真実ですね。
頭で考えている限り、決断はできないんです。なかなか腹を据えることはできないんです。私たちは弱いんです。
もう「えいやっ」しかないんです。
理屈で考えるとできないことばかり浮かんできてしまいます。失敗する可能性は絶対排除できません。苦労が報われない可能性のほうが高いんです。
だから「自分を投げ出す」しかない。もう思い切るしかない。
・そういうものにこそ「えいやっ」と自分を投げ出してみる。すると生きる力が腹の底からむくむくと湧いてくる。
「えいやっ」と自分を投げ出した経験がある方は、この文章が理解できると思います。
覚悟を決めると、力が湧いてくる。腹の底から湧いてくる。「むくむくと」という表現も腑に落ちますね。
「えいやっ」が必要な機会というのはけっこうありますよね。程度の大小は幅広いですが、小さな「えいやっ」が必要な場面まで含めれば数多い。
そういう小さな「えいやっ」を積み重ねていくと、慣れていくことができるんです。そうすると大きな「えいやっ」をやる原動力になる。最初から大きな「えいやっ」をするのは容易ではありませんから、この方法はお勧めですよ。
とはいえ、なかなか「えいやっ」は難しい。自分の人生を大きく変えるような場面で決断をするのは難しい。
でもやるしかない。それしかない。
「もうどうにでもなれ!」と決めると「生きる力が腹の底からむくむくと湧いてくる」。
これは本当にそうなんですよね。やった人じゃないと分からない。
経験しないと分からない。
「そういうものにこそ」の「こそ」を見逃してはいけません。そういうものがあったら、逆にラッキーだとも考えられます。
こう考えることができたら、人生が楽になります。
そう思っています。
あなたはどう思いますか?