この厳しい時期の希望
こんばんは。
昨日は冬至について書きました。今年の冬至は12月22日。ようやくこの日がやってきますね~。
今日は風が強くて寒さをより厳しく感じましたので、ますます当時を待ち焦がれてしまいましたw
昨日の文章の中で
こんなにも冬至を待ち望んでいる人は私以外にはあまりいないのでは?
と書きました。
自分の周囲の人と冬至について話すことなどほとんどありません。なんのきっかけもなく、いきなり冬至を熱く語りだすのもいかがなものか、という思いもあり、他の人が話題にしてくれるのを待っている(?)のですが、そんな機会はないんですね。
なので、誰も冬至は気にしていないのかな~と思っていました。
と、こう書いた途端に、私の目の前に冬至を待ち焦がれている人が現れましたw
その人は今ヨーロッパのある国に住んでいて、久しぶり(といっても2週間ぶりくらい)に話をしたんです。
私:「よぉ、元気にしてる? 日本もだいぶ寒くなってきたけど、今の時期そっちはつらいよね~、夜が長くて。」
友人:「そうなんだよ~。本当にこの時期はつらいよな~。でも、もう少ししたらビックイベントが控えているから、何とか頑張れるよ」
私:「何か大きなイベントあるの? ワールドカップでももう敗退しちゃったし、何かあったけ?」
友人:「すごいイベントがあるんだよ。それは、冬至。今年は12月22日。もう1週間を切ったよ。」
まさか、冬至を切り出してくるとは思わなかった。しかも一大イベントとして位置づけている!
私は嬉しくなって、前のめりで冬至について話しつづけました。一方の彼からもその熱望度合いが伝わってきます。この後しばらく冬至について熱く語り合う時間が続きましたw
以前私もその国に滞在していたことがあるので、彼の熱い思いは痛いほどわかります。本当に冬がつらい。この季節は好きになれませんでした。
緯度が高いこともあり、日の出の遅れ度合い、日の入りの早まり度合いをより強く感じるのです。
特に日の出が遅いのはつらかったですね。サマータイムが終わると1時間ずれますので、さらに日の出が遅れることになる。いつまで経っても朝がやってこない。
日増しに寒さも厳しくなり、昼間の時間がみるみる減っていく。
ちなみに、その貴重な昼間も晴れることは少ないので、さらに追い打ちをかけられる感があります。その点日本はいいです。冬は晴れる日が多い。太陽の光に癒されることができますから。)
そんな厳しい時期の希望が冬至なのです。
「この日を境に昼の時間が伸びていく!」
こう考えると生きる力が湧いてくるんです。大げさではなく。
彼と冬至について熱く語りあえたのは、その国の冬の厳しさと乗り切り方を共通認識として持っていたからだと思います。