時間泥棒の犯人は?
こんばんは。
日々の生活における「無駄時間」を削減する。
そのために一日の行動ログをとる。
これをやると、無駄時間を作り出している犯人を明確にできます。
朝の時間泥棒は把握できました。盗まれたとはいえその被害は約15分。それほど大きな被害ではありませんでした。
大量の時間を盗んでいるのは休日の泥棒のほう。30分や1時間単位で時間が奪われていましたから。
行動ログをとって分かったのは、ここでも犯人は「スマホ」だったということ。
タスクとタスクの間にスマホを必ず手にしている。SNSのチェックだったり、気分転換だったり、調べものだったり、その目的はいろいろあります。どの目的だとしても短時間で終わらせるつもりで始めるんですが、ここで深みにはまっていることが多い。最初の目的以外の情報を次々と取りに行ってしまい、瞬く間に時間が過ぎ去っていく。
何となくは分かっていました。スマホで時間を無駄にしていることは、でも、それが30分以上の単位になっていたり、それが複数回あったり、というのは認識できていなかった。
私たちがスマホに大量の時間と意識を使っている。このことは知っていましたが、「自分はそれほどでもない」と思っていましたw
そして、もう一つの犯人の存在に気付きました。
それは
不安や心配
です。
考えごとをしている時間が本当に長い、長すぎる、ということが分かったんです。
前向きな考えごとであれば問題ないのですが、大量の時間を要しているのは、後ろ向きなもの。不安や心配に苛まれて、考え続けている時間が長かった。
平日に比べれば、休日は時間に余裕があります。その環境が、この時間を多く生み出している。その傾向はあります。
また、この時間と家にいる時間の長さは比例関係にありますね。家で静かに過ごしていると、考えなくてもいいことを考えて、どんどん深みにはまっていく、という傾向もあります。こうなると、読書をしたり勉強したりしているときにも、心配や不安が頭から離れなくなってしまったりする。こういう悪循環に陥ってしまいがちです。
これこそ本当に無駄な時間ですよね。その時間が無駄になるだけでなく、他のタスクや楽しみの時間をも台無しにする。
あなたも、後ろ向きな考えごとに時間をとられていませんか? 不安や心配に時間を持っていかれていませんか?
不安や心配を感じざるを得ない状況から逃れられない。そんな環境にいらっしゃるかもしれません。そういう状況があることは分かります。
そんな時は、家の中で考え続けるのではなく、外に出る、人に会う、運動する、歩き続ける。そうすることで気分が晴れていきます。
そこまで精神的に厳しい状況でなければ、この時間泥棒が現れたらすぐに追い払うように注意して見てください。それだけで、奪われる時間は少なくなりますから。