有効なのが「他人を巻き込む」こと
こんばんは。
朝寝坊をしてしまい大失態。こんなことはありますよね。
私はよりによって、パリでそんな体験をしてしまいました…。痛恨の体験でした。
一緒に飲んでいたAさん。彼は翌朝の早いフライトでロンドンに飛ぶ予定だった。でも、酔いつぶれて固まってしまっていた。無理やりタクシーまで運び、ホテルへ送り届けた(はず)。
Aさんは大丈夫だったのだろうか?
気になりつつも、すぐに連絡をとるのは控えました。日中は仕事で忙しいはず。夕方であれば少しは落ち着いているかも。
そう考えた私は焦る気持ちを抑えて、夕方ようやく彼に電話をしました。
彼はすぐに私の電話に応えてくれました。まずは、これで一安心。電話に出られないほどの事態になっていたらどうしよう! という事態は避けられたようです。
「Aさん、今どちらですか? 無事ロンドンにいらっしゃるのですよね?」
「いや~、それがさ…」
ふだんよりは少し低いトーンで話し始めたAさん。ダメだったのか? と一気に心配になります。
「ちゃんとフライトに間に合ったよ。タクシーの運転手さんのおかげ。運転手さんがずっと携帯に電話し続けてくれたおかげで、なんとか起きることができた。ギリギリセーフで空港につけたんだよ。いや~、事前にタクシーを手配しておいてよかった。彼が起こしてくれなかったら、絶対に起きられなかった。」
タクシー運転手さんの仕事熱心な姿勢がAさんを救ったようです。
運転手さんファインプレーです! そして事前にタクシーを手配していたAさんもさすがです!
「いや~、昨日は本当にごめんね。タクシーに乗せてもらったのは何となく覚えているんだけど。ほとんど記憶がないよ。」
「Bさんは酒が強いからペースに気を付けなよ、と言っておきながら、自分がこんな状況になっちゃったよ。〇〇(=私のこと)は大丈夫だった?」
Bさんの心遣いをありがたく感じました。私のことを気遣ってくれるのが嬉しかったですね。
Aさんが何とか事なきを得たのは「他者を味方につけた」から、ともいえるかもしれません。
私はスマホのアラームに頼ったわけですが、それでは起きることができなかった。Aさんは、タクシー運転手という強い味方をも活用していた。これが結果に差を生み出したのではないか、と。
「明日は絶対に早起きしないといけない!」という状況において有効なのが「他人を巻き込む」こと。
このことは約1カ月前の記事に書きましたが、覚えていらっしゃいますでしょうか? もともとは、連休の過ごし方を後悔しない3つのコツ、という内容をお伝えしていたのです。だいぶ脱線してしまいました。
自分を過信してはいけない。他人に力になってもらう。
この観点は重要ではないか、と思うのです。