我ながらよくやった?
こんばんは。
泥酔して翌朝アラームに気づかずに大寝坊。あなたにもこんな経験はありませんか。
私がしでかしてしまった体験の中で、一番思い出深いのがパリでの出来事。
AさんとBさんと焼肉を楽しんだ後、ラウンジというかクラブのようなところに行ったのは、夜10時か11時くらいだったはずです。
この会食の前にもらったAさんからのアドバイス
「Bさんはお酒が強いから、一緒のペースで飲まない方がいいよ。気を付けてね。」。
これはしっかりと覚えていました。
この場所にたどり着くまでにそれなりにお酒を飲んでいましたが、私は正気を保っていました。とはいえ、酔いが急に回ってくることもあるので、気を引き締めていました。Aさんも問題なさそうです。
1時間ほど飲んだころだったでしょうか、Aさんがおもむろに
「Bさん、今日はまだ飲み足りないんじゃないの?」
「テキーラでもいくか!」
と言い出します。
ほどなくして運ばれてきたテキーラのショットを3人で飲み干す。Bさんはまったく酔っぱらった気配がなく、むしろより元気になっていた感じがありましたw
「○○(私の名前)、言っただろ。Bさんは本当にお酒に強いんだよ」とAさん。
その後、私はBさんとの会話を弾ませていきました。私も勢いづいた感がありました。お酒の力というのはすごいですw
でも、少し酔いが回ってきたことを感じた。そして、Aさんが会話に参加してこないことにも気づいた。
Aさんのほうを振り返ると、なんとAさんが目を閉じて固まっているではありませんか! 完全に酔いつぶれた格好です。
「Aさん大丈夫ですか!」と言い続けながら体をゆさぶるも、目を開ける気配はない。
「これはまずい!」
私は一気に酔いがさめた気がしました。
Aさんは翌朝早いフライトでロンドンへ飛ぶ予定。
「早く帰らせないと!」
私はタクシーを3台読んでもらうようにホステスさんに依頼。そしてお会計を済ませます。かなりの金額に驚きましたが…。
到着した1台目のタクシーに、Aさんを運び込みます。肩を抱えて何とか後方の座席に座らせることに成功。幸いながら、Aさんはまだほんのわずかですが余力が残っているようす。ホテル名を聞くと小さな声で答えてくれましたw
高級ホテルだったので、その名前を告げればタクシーが連れて行ってくれる。そう判断した私は
「To 〇〇hotel, please!」と運転手さんに告げて、Aさんを送り出しました。
その後到着した2台目のタクシーにBさんに乗ってもらう。Bさんはまだまだいけそうでしたがw
彼と固い握手を交わした後に、3台目のタクシーに乗り込んで、自分のホテルに戻りました。私は安宿なので、道案内に苦労しましたw
これで何とかなった、はずでした。
明日に続けます。