同じ志を持っている「赤の他人」と空間と時間を共有する
こんばんは。
「この連休を自分のために活用するぞ!」と思ってスタートダッシュを切ることができたとしても、連休を通してその状態を維持するのは難しいですね。自分一人で集中し続けるというのは難しい。私たちは弱いし、自分にあまい。どうしても易きにながれてしまう。
だからこそ「他人を巻き込む」ことが重要。
同じような考えを持っている友人や仲間がいれば、その人たちと毎夕、毎晩成果をシェアする。これがベストかと思います。
でも、もしそんな仲間がいないとしても心配には及びません。
自分が課題ととらえている範囲や、興味を持っている対象に関連する人と会う。あらかじめアポを入れてしまうことで、強制的にその状況を作り出す。このことが、中弛みを防ぐ手立てとなってくれます。
例えば、あなたが「この連休でTOEIC〇○○点達成のための勉強に注力するぞ!」と決意して連休に突入したとします。最初の2~3日は自分一人でタスクに取り組み、達成感と充実感を得ることができた。でも、同じペースで残りの連休を走り続けるのは難しい。だから、あらかじめ
・TOEICについての著書の出版記念講演に参加する
・TOEICで実際に成果を出している知り合いに会ってもらう
という予定を組み込んでおく。
ここにお金をかけるかどうかは関係ありません。お金をかけなくても、無料で、もしくは安価な価格で参加できるものでも構いません。むしろ、そのほうがいいかもしれない。というのも、このアポイントの目的は
・リフレッシュ
・刺激
を得ることだから。
何かを「本格的にやるぞ!」というステップではなく、あくまでも、リフレッシュと刺激を得て、残りの連休を加速度を上げて走りきるための手段なのです。
自分一人で黙々とタスクに取り組んでいると、どうしても停滞を感じるときがやってきます。それを乗り越える強い精神力があればよいのですが、精神力に頼るよりも、他人の力を活用させてもらいましょう。単純にほかの人と会うことで、語ることで、同じ環境を共有することで、自身の気分を変えることができる。
同じ志を持っている「赤の他人」と空間と時間を共有するのは、志うんぬんとは関係ない「付き合いの深い友人や仲間」と会うよりも、よほど効果的とも言えるかもしれません。
どちらも「リフレッシュ」はできると思います。リフレッシュという観点だけで言えば、後者のほうが効果的かもしれません。でも、もう一つの「刺激」というファクターを考える必要があります。
明日に続けます。