「気づき」という大きな価値あるもの
こんばんは。
初めての場や初対面の人が与えてくれるのが「刺激」。
そういう環境に身を置く際には、緊張感を伴いますよね。「初めて」というのは、それだけで価値がある。
一人で黙々とタスクや課題をこなすことにも価値がありますが、それを長期間続けるためにも「初めて」を、「刺激」を活用して、停滞を防ぐ、フレッシュな風を呼び込むことが大切です。
初めての場や初対面の人が与えてくれる刺激はまだあります。
「こういう考え方があるのか! 勉強になるな~」
「そういうものの見方はしたことがなかった。なるほど!」
「このやり方は自分とは相容れないな。でも、そういうやり方をする人もいるんだな」
初対面の人と会話をする。そうすると、こういった「気づき」を得ることができる。これがもう一つの刺激です。
その「気づき」が想定外であればあるほど、得られる刺激は大きくなる。初対面の人との会話は、その度合いが大きくなる可能性が高い。だからいいんです。
気の置けない仲間から得られるのが「安心」や「元気」である一方で、初対面の人から得られるのが「気づき」という刺激。1週間以上の長期間の休みとなる場合には、これらを両方取り入れると、より連休の充実度が増すでしょう。
どちらか一方しかとれないのであれば、後者の「気づき」というのをより重視したいと思います。
それは、「自分の進んでいる方向」にプラスの要素を与えてくれるから。
あなたが得たいゴールを描き、それに向けて設定した課題をこなしているとします。一人で黙々と続けていると「これでいいのか?」という迷いも生じてくるでしょう。初対面の人から得た「気づき」により、
「よし、今のまま進んでいけば大丈夫だ」
もしくは
「これまでのやり方では、この部分が不足していたかもしれない。改善しよう」
または
「今のやり方に加えて、あの人が言っていた方法を加えてみよう」
という発想が浮かんでくるかもしれません。
ふだん自分一人で考えていること、もしくは、ふだん会話をする人から得られること、というのは、どうしてもある一定の範囲内に収まってしまうものです。突飛なアイデアというのは、そういう環境からは出てこない。
ふだん会わない人、つまりは「初めて会う人」は、自分の世界とは異なる世界を生きている。あなたの世界とその人の世界は近いものではないし、もしかしたら全く異なる世界かもしれない。その人が考える「常識」が、あなたにとっては「想定外」のことかもしれません。それがいいんです。
だからこそ「初めての人と会う」ことに大きな価値があるのです。
明日に続けます。