「1日中英語に触れる」は「微差を積み重ねる」こと
こんばんは。
英語に触れる時間を増やす。英語能力を向上させるための王道。
でも英語学習のための時間がとれない!
そんな忙しい私たちが取れる手段の一つが「英語の音声を一日中聞き続ける」こと。
「一人でいる時間はイヤホンを耳に突っ込んで音声を聴く」ことを習慣にしてしまう。
劇的な英語能力向上は期待できません。
それでも、「英語の音声を一日中聞き続ける」ことをお勧めしたい。
それは
・精聴というレベルとは程遠いとしても、それなりに集中して聴ける時間は確保できる。
・英語のリズムを体得できる。
・よく使われるフレーズは自然と覚えることができる。
という成果を得られるから。
昨日までに、一つ目の「精聴というレベルとは程遠いとしても、それなりに集中して聴ける時間は確保できる」について説明しました。
「つかの間の集中時間」を逃さない。その時間はわずかだとしても、積み上げていく。
この「小さな積み重ね」「微差の積み重ね」は、英語学習に限らず、すべての生活の側面において有効な手段です。「英語の音声を一日中聞き続ける」ことを実践し、その効果を体験することで、あなたは、その他の側面に対しても、前向きにこの手法を活用していくことができる。ダイエットや筋力アップ、読書や学び、投資や節約といった、他のカテゴリーでも、「小さな積み重ね」を意識し行動する素地ができていきます。
微差を積み重ねる
この言葉は本当に思い。心からそう思います。
これは誰でもできることなのですが、実際にはなかなかできないこと。でも、これができるかどうかで、人生が大きく変わる。
これは、特に弱者が取りやすい戦略だと思います。弱者とは、こういう手段をとらなければいけない環境に居る人、と考えていただければ、と思います。
分かりやすいのは、金銭的な余裕の有無でしょう。
まず、資産形成についてみてみましょう。お金持ちは、取りうる手段が多い。金銭的に余裕があるので、リスクの高い投資にも手を出せる。時には損失を被るかもしれませんが、その損失をカバーできる資産を有しているので、リスクをとることで時には大きな勝負に勝ち、どんどん資産を拡大していくことができる。また、
何かしらのスキルを身につける場合も同様です。お金をかけることで、高額だけど超効果的なセミナーに参加したり、その道のプロに直接指導を仰ぐことができたりする。結果として、短い時間でそのスキルを身につけることができる。英語能力向上も同じですね。お金をかければ、ハイレベルな指導者やコーチから学ぶことができる。そして、短期間で一気に能力を向上させることができます。
でも、そんな「強者」ではない私たちはどうすればいいのか?
弱者が勝てる一つの方法が「微差の積み重ね」なのです。
明日に続けます。