小さな積み重ね」を味方にするために気を付けたいこと
こんばんは。
英語に触れる時間を増やす。英語能力を向上させるための王道です。
でも私たちは忙しい。英語を勉強したいと思っても、その時間をなかなか捻出できない。
その解決策の一つが「一人でいる時間はイヤホンを耳に突っ込んで音声を聴く」という習慣。
劇的な効果は期待できませんよ。
いわば「ながら聞き」の状態なので、真剣に英語を聞きに行っていない。ただ「聞き流している」だけでは「聞いていない」と一緒ですから。
それでも、「英語の音声を一日中聞き続ける」ことをお勧めしたい。
それは
・精聴というレベルとは程遠いとしても、それなりに集中して聴ける時間は確保できる。
・英語のリズムを体得できる。
・よく使われるフレーズは自然と覚えることができる。
という成果を得られるから。
昨日は
「精聴というレベルとは程遠いとしても、それなりに集中して聴ける時間は確保できる」
について説明しました。
「つかの間の集中時間」を逃さない。その時間はわずかだとしても、積み上げていけばいい。「英語に触れていない」と「英語を計1時間集中して聴いた」の差は、1日ではごくわずかです。でも、これを1年、3年、5年というスパンで考え見ると、その差は明らかです。
こういう「小さな積み重ね」を味方にするために、英語の音声を一日中流し続ける意義がある。
現実的な問題として注意したいのは
他人と一緒にいるときにイヤホンを使わない
ということですかね。
相手の人にとって失礼です。相手と向き合うより英語を優先している、と捉えられてしまいます。それ以前に「なんなんだ、この人は」「失礼な人だ」と思われて、信頼を失ってしまうでしょう。
もし、相手の人とある程度の関係性があって、その方が事情を理解してくれる。そういうことであれば、イヤホンを思う存分活用して構いません。でも、そうでない場合には、イヤホンは使わない。失礼は働いてはいけません。
これは、家庭でも同じことです。
家族からは理解は得られやすいかもしれません、「英語を聞いていたい」ということを素直に説明することで、家の中ではイヤホンをつけっぱなしにすることができるかもしれません。
でも、いい感じはしませんよね。会話をしているときに相手がイヤホンをしていたら、「真剣に聞いてくれているのか」という疑問を抱いてしまうのが自然です。
それを避けるためには、イヤホンにこだわらない。部屋の中に、家の中に、常に英語を流しておく、という環境を作りましょう。BGMとしてカモフラージュするわけです。そうすることで、家族の気分を害さなくて済む。
こういうところにも気を使っていきましょう。
明日に続けます。