「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

「簡単に誰でも○○できる!」に飛びつかない

 

こんばんは。

 

昨日は「英語の音声を一日中聞き続ける」ことから得られる2つ目の効用である

英語のリズムを体得できる。

について説明しました。

 

英語のリズムをつかめると、その話されている言葉もなんとなく理解したつもりになれる。実際のところは理解できてないかもしれない。でも、理解のレベルは、リズム感覚なしの場合と比べれば、いくぶんは高くなる。少しは、なんとなく理解できている、というレベルにはなれる。

 

さらに、重要なのは「身体で感じる」ことができること。これが英語能力向上に効いてくる。

頭では理解できていないかもしれない。でも「身体が英語のリズム」を感じて、「身体が英語の世界に馴染んでいく」ことができる。

頭を働かせる時間はとれなくても、身体が感じる時間をとることはできる。「英語の音声を一日中聞き続ける」のは、身体を効果的に自分の味方にできる手法を活用すること、ともいえます。

この意味で「聞き流し」の時間は決して無駄ではないのです。

 

もし、あなたが英語能力を向上させたいと望んでいるけれど、なかなかそのための時間が取れない。そんな状況にいるのであれば、「一日中英語の音声を聞き続ける」環境をつくっていただきたいと思います。

私が実践しているように、

・一人でいる時間は、イヤホンを耳に突っ込んで音声を聞き続ける。

・外出中、徒歩での移動だけでなく、電車や飛行機での移動中にもイヤホンで音声を聞き続ける。

・自宅で家族や友人といった他の人がいる場合は、家の中でBGMとして英語の音声を流し続ける。

といったことを試していただきたい。

 

あらためて断っておきますが、この実践が英語能力の劇的な向上にはつながりません。

巷には「英語を聞き流すだけで英語が分かるようになる、しゃべれるようになる」といった教材が紹介されていることがありました。

「ありました」と過去形にしているのは、最近その手の教材について見聞きすることがあまりないから、もっと言えば、あまり気にしてないからです。今でもポピュラーなのでしょうか。すみませんが、分かりません。

私自身はその手の教材を試したこともありませんし、購入したこともありません。体験していないので、実際のところは分からないのですが、「聞き流すだけで英語が身につく」ことはないでしょう。

わかりませんよ、もしかしたら劇的な効果が得られるかもしれません。でも、そんな教材に高いお金を払って損をしていただきたくありません。だいたい「簡単に誰でも○○できるようになります」といった教材は信用してはいけません。少なくとも、私は信用できませんw

 

それよりも、自身で安価に「聞き流し」の環境を作る。それを活用することを試していただきたい。短期的な、劇的な効用は得られません。でも、これが長期的な視点で英語能力向上につながりますから。

 

明日に続けます。

 

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