ステップ3は「歌う」ではない
こんばんは。
「洋楽熱唱」を日々の英語生活に取り入れる。
ステップ1
その楽曲を真剣に聞く
ステップ2
その楽曲の歌詞を見ながら聞く
について説明してきました。
どちらもYouTubeを活用し、お気に入りの曲をそれぞれ10回ほど繰り返し聞きます。
そして、いよいよ「自ら歌う」ステージに入っていきます!
ステップ3
その楽曲をシャドーイングする
に入りましょう。
はい、「その楽曲を歌う」ではな「その楽曲をシャドーイングする」が次のステップ3になります。
ステップ2と同じ動画、YouTubeでの歌詞付き動画を見ながら歌います。
でも、このステップでは歌詞を見ません。アーティストの歌声に耳を澄まして、それを追いかけるように歌います。
曲に合わせて、歌詞を一字一句正確に発音することを心掛けながら歌いましょう。
お気に入りの曲ですから、これまで何十回も聞いてきたでしょう。そしてステップ1とステップ2でさらに20回ほど真剣に聞きました。歌詞も理解したはずです。
その曲を歌うのはそんなに難しくなさそうですよね。
でも、ステップ3の1回目で気づくことがあります。
それは
歌えない
ということ。
もっと正確に言えば
すべての単語を曲に合わせて発音することができない
ということですw
さらに言えば、私のように記憶力が乏しい人限定かもしれませんが
歌詞を再現できない
ことにも気づきます。
このステップ3では、アーティストの歌声に自分の歌声を重ね合わせることになります。
曲のテンポやリズムによるのですが、アーティストが歌う速度についていけない部分がでてききます、一字一句すべてを再現しようとすると。口が回らない、という表現が適しているでしょうか。
ニュース番組の音声や、日常会話、ビジネス会話の音声をシャドーイングしたことはあるでしょうか?
この「洋楽熱唱」のシャドーイングは、それらの音声のシャドーイングより難易度が高くなります。
歌の場合には、実際の会話とは異なるリズムやイントネーションが使われますから、それについていくのは難しい。
さらには、「そのアーティストでさえ、その単語を歌っているようには思えない」という場面に数多く出くわすことになる。
いや、アーティストさんもその単語を歌っているのだろうと思います。でも、実際のところでいえば「その単語を言おうとはしているが、明瞭に正確に歌おうとは思っていない」のだと思います。もっと正確にいえば「心の中ではその単語を発しているが、実際に発音される際にはその単語は聞こえない」ということです。
明日に続けます。