「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

「improv」と「Four Thousand Weeks」 今を生きることを考える

 

こんばんは。

「improv」に基づいた生き方。

これを新鮮に感じた方もいらっしゃるかもしれません。でも、これは私たち人類長きに渡り拠り所として生き方なのです。私たちが人間が進化し、文明を気づいていく中で、失ってしまったもの、忘れてしまったものなのです。

Long before these was planning, there was improvising. For millennia humans functioned naturally only by thinking on their feet, problem-solving in the here and now. I wake up. I look around carefully. I hunt for food. I share it with my fellow primates. We find a warm, dry place to sleep. We have a few laughs.

しかし、生き残るためには「計画」が必要になってきた。

To stay alive, early man needed to cultivate the capacity to think ahead and stow away food for the lean times. This development in human history marked the end of improvising as our primary modus vivendi. Enter the appointment calendar, We learned to worry about the future. This growth into higher brain functioning came with a long-terms cost.

Leapfrogging thousands of years into the presence, we find ourselves nearly strangled by the planning instinct. For some of us it is our life. We plan when we should execute. We make lists, worry, or theorize (often endlessly) when we ought to be responding. We choose safety above all else. We seem to have lost the knack of looking at the day with fresh eyes or doing anything out of our comfort zone.

 

実は私は今別の英書を読んでいるのですが、その著作で書かれていることとの関連を感じます。

その本は

『Four Thousand Weeks』

 

翻訳版も出版されています。

『限りある時間の使い方』

大ベストセラーですよね。お読みになった方もいらっしゃるかもしれません。

翻訳版より英書のほうがお値段が安くなっています! ぜひオリジナルの英書にトライしていただきたいと思います。

 

まだ前半を読み進めている途中ですので、著者の主張のすべてを理解しているわけではありません。読了した後に、改めてそのポイントをご紹介したいと思っています。これは読む価値がある本の一つだと思います。

 

これまで読んできた中で、「私たちは今を生きていない」ということを思い知らされました。文明を発展させ、便利な世の中を実現すればするほど、私たちは「今を生きる」ことが難しくなっている。もっと言えば、「今を生きる」のは不可能なのかもしれません。

 

でも「improv」に書かれているメソッドを日常に取り入れることで、私たちは、このいわば「絶望の状態」から距離を置くことができるのではないか。そう期待しています。

Is improvisation a skill that can be learned? You bet. You may be surprised to learn that it is actually a method of working. There are rules of conduct about what to do and how to pay attention while you are creating in the spur of the moment. (For example, an improviser learned to memorize a name the first time it is mentioned.

 

Patriciaは「improvは学べる」といいます。

何をどうするかというルールがある、というのが「improv」と矛盾するように感じるかもしれません。でもルールに従うことが「improv」に逆らうことにはつながりません。

Patriciaの教えに基づいて行動していけばm「improv」を取り戻していくことができるのです。

 

最後に次の文章をご紹介してプロローグのご紹介を終えたいと思います。

さあ、始めましょう。

This book will introduce you to the laws of improv – improv maxims, I call them. Each chapter will explain how a particular principle works, point out common obstacles, and offer some “try this” exercises. When you come across an exercise that appeals to you, put it into practice right away, if possible. I’ve included a variety of them, hoping that everyone who reads this book will experiment with a few.

 

明日に続けます。

 

 

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「improv」つまり「人生」のパスワード

 

こんばんは。

 

「improv」は人生そのもの。

何かが不足している、充足していないと感じる人たちは「improv」を身につけたいと思う。「improv」を基に生きている人たちは、楽しそうに人生を送っていると感じ、「improv」が何かを変えてくれると感じて。

私は、この気持ちが十分に分かります。この書籍を初めて手にした時には、「何か満たされない」という気持ちに覆われていた。特に不幸というわけではないが、決して幸せではない。この状況を打ち破るために、この気持ちから離れるためには何をすればよいのか? そんな時に出会ったのがこの書籍でした。そして「improv」をもっと知りたい、自分の生活に取り入れていきたい、そう思いながらページを進めていったのです。

そんな私に、また、「improv」についてもっと知りたいあなたに、Patriciaさんはパスワードを教えてくれます。

 

Here is the password – it is yes!

パスワードは「yes」。

すべてのことに対して「yes」ということ。

 

Understanding the power of yes is easy; practicing that acceptance and affirmation in daily life becomes our challenge.

あなたは、もしかしたら、「すべてのことにyesという」ことが持つ力について、どこかで見聞きしたことがあるかもしれません。

これは、Patriciaさんだけでなく、これまで多くの識者が言及してきたことですから、「自分の人生をより良いものにしたい」と考えたことがある方なら、このことの重要性についてはご存知かもしれません。

本を読んで「分かった」つもりになるのは簡単です。しかし、実際に生活に取り入れるとなると決して簡単ではありません。

「挑戦」という言葉は大げさではないでしょう。

 

I’m writing to encourage you to improvise your life, please.

Patriciaさんは、あなたの人生を「improvise」してほしい、そのためにこの文章を書いている、と言います。

 

I want you to take chances and do more of the things that are important to you. I’m hoping that you will make more mistakes, laugh more often, and have some adventures.

もっといろいろなことを試す。あなたにとって重要なことをもっとやる。

そして、もっと、どんどん間違えをおかす。もっと頻繁に笑う。そして、もっと冒険をする。

 

さらに続きます。

I’d be very pleased if you begin observing the details of our human interdependence; in particular, seeing those who are contributing to your welfare, right now, and who probably go unnoticed.

これらは、Patriciaさんが、再三に渡りこの書籍で言及されていることでもあります。私たちは決して一人では生きられません。他人とのかかわりによって生きていくのです。あなたの生活に寄与している、貢献してくれている人のことを思い、感謝をする。

これは「improv」の一大要素でもあるのです。

And I would clap my hands with delight if I learned that you had done something new and worthwhile after using the advice in this book.

 

さあ、「improv」を始めてみたくなりましたか?

 

 

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improvとは人生そのもの

 

こんばんは。

 

『improv』。

Stanford Universityの教授であるPatricia Ryan Madsonさんによって書かれた作品。

どうやってこの書籍にたどり着くことができたのか覚えていませんが、この本に出会えて本当に良かった、と心から思っています。

何度も読み返したくなる、そして実際に読み返している名著。そのプロローグについてお伝えしています。

1980年代に訪れた京都での、小さな出来事、店員さんの勘違いによって、彼女は実際に「paint outside the lines」をするに至る。しばらく前までの「paint inside the lines」の生き方ではない、「improv」による生き方の素晴らしさをまさに実感したのでした。

 

「improv」は「人生」そのものであると、彼女は言います。

Life is an improvisation, and if we are lucky, a long one. It may end unexpectedly, and for some, too soon. I won’t be the first author to remind readers to seize the day, to live each precious moment fully and with gusto. Students who believed that something was missing in their lives were drawn to my classes because they thought improv might have an answer (even while doubting their ability to do it). They imagined improvisers as part of some inner circle of talent, endowed with magical abilities or special wit and charm.

よく「今を生きよう」「今日という一日を生きよう」という言葉は聞きますよね。

多くの人たちが、今を生きることができていない。過去のことを思い返したり、将来の不安を感じたりしてばかりで、今、この時間を楽しむことができていない。

あなたはどうでしょうか? 過去や未来にとらわれずに、今というこの瞬間を思う存分生きていらっしゃいますでしょうか?

恥ずかしながら、私はそのようには生きてきませんでした。

世の多くの人がそうなのでしょう。多くの学生が、彼女のクラスに惹きつけられていった。自分の人生に何かが足りていない」と感じる人たちが、「improvが何か解決策をもたらしてくれる」ことを期待して。一方で、特別な才能や知己がないと「improv」は身につけられないのではないか、という不安も併せもちながら。

 

そんな思いに対して、彼女はこう答えます。

I know that improvisation has nothing to do with wit, glibness, or comic ability. A good improviser is someone who is awake, not entirely self-focused, and moved by a desire to do something useful and give something back and who acts upon this impulse. My students wanted to know the password for joining the society of such people, to play fearlessly, and to work with greater ease.

「improv」はウィットや能力とは関係がない。「improv」に長けている人というのは、自分自身のことばかり考えているのではなく、周囲のことをよく気づく人。何か役に立つことをしたいという欲求をもって、何かを与え返す人。そして、その欲求に基づいて生きている人だ、と。

 

「今を生きる」と正反対なのは、自分の過去や未来に思いを巡らすといえるでしょう。自分のことばかり考えていると、今を生きることは難しい。

このことは、自身の生き方を振り返ってみるとわかると思います。「今を生きている」と感じたことがどれだけあったか。

 

では、どうすれば今を生きることができるのか。

彼女は私たちにその解を見つけるためのパスワードを教えてくれます。

 

明日に続けます。

 

 

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京都での出来事 「paint outside the lines」を試してみる

 

こんばんは。

 

大学教授となる夢が絶たれてしまったPatricia。

でも幸いなことに、Penn State大学からassistant professorのオファーを得た彼女は、自分自身に誓います。

ここも、原文を見ていきたいと思います。

I promised myself that whatever happened I would never again make choices simply to impress others or to gain status. I would listen to my own drum and march to it. And while I was commonly clumsy with the sticks, I began drumming, so to speak. I gave up doing things “for my resume.”

彼女は二度と同じ間違いを犯さないと誓いました。つまり、他人に気に入られるためだけ、地位を得るためだけといった考えに基づいた選択はしない、と。

 

そして、彼女は生き方を根本的に変えていったのです。

I took up tai chi and spent summers dancing and traveling, studying Eastern religion and expanding my vision of life. My view of theater was no longer bounded by the proscenium arch. I was dran to the anthropology of acting, and I began to explore, dream and act. I opened my eyes, looked around, and said yes. I didn’t know it at the time, but I was becoming an improvisor, leaning to listen and to trust my imagination.

 

そして、二年後にStanford大学から、acting programを率いるポジションが与えられるのです。

 

この後に京都でのできごとについて描かれています。まさか、日本が彼女の生き方に大きな影響を与えていたとは想像していなかったので、何か嬉しさを感じます。

実家へ送る絵葉書を彼女に、店員は12枚がセットになった葉書を差し出します。ただ、それは絵葉書ではなく無地のはがき。合わせて、はがきの半分のサイズのパレットと小さなブラシも並べられます。店員さんはお客さんの望みの品を出すことができたと思って満足そうでした。

風景画書かれた絵葉書を望んでいたPatriciaですが、店員さんを失望させたくないという思いもあり、彼女のオファーを受け入れます。そして、あるお寺の近くの公園のベンチへと向かったのでした。

 

食べ終えたクッキーのプラスチックケースに水を注ぎ、絵具セットを広げた彼女は、この後何が起こるのワクワクしました。

そして、父親のあの言葉を思い出すのです。

「Pasty is an artist.」

11歳の時に父親が発した称賛の言葉。その後彼女は長きに渡り、「paint inside the lines」に徹して生きていくことになったのです。

 

I laughed at the thought. I’m not, of course, and since I’m not, it doesn’t matter what I do. Why not just play with the paints and see what happens? And so I began to improvise. I looked at the azalea and dabbed my brush in the little paint box. A whoosh of peach, a splash of green … a flower, a tree. The lines and numbers had all disappeared. Now I could discover what was there.

彼女は「paint outside the lines」を試してみたのです。

京都で体験した小さなストーリー。店員さんが無地のはがきと絵具セットを進めてくれたおかげで、彼女は気づきを得ることができたのです。まさに彼女が引き寄せたような感もありますよね。

Improveとは、自分の内面のimaginationに耳を傾けて信頼すること。大学教授の夢を断たれたかと思えたあの時から、彼女は生き方を変えました。そして、京都で、それまでの生き方から完全に決別した、ともいえるかもしれません。

 

 

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通知された結果はまさかの・・・ でも、ここから始まった

 

こんばんは。

 

大学で終身教授のポジションを得るために、大学側を喜ばせることに注力してきたPatricia。大学側に好印象を与えることで、その地位を獲得する。当時の彼女はこの目的と手段に邁進していたのです。

大学教授としてのポジション是非を決めるインタビューもうまくいき、彼女のゴールが達成されるのは間違いない、彼女はそう思っていました。

 

まもなくして、その結果が通知されます。

それは

「Sorry」

つまり「不合格」だったんです…。

 

通知の文章で、大学側は彼女の「considerable service」に感謝の意を表しながらも、彼女の教授法は「lacked intellectual distinction」であると、不合格の理由を伝えたのです。

Patriciaはこれが理解できませんでした。先述の通り、teaching awardも受賞し、大学に好印象を与えるための活動を次々と行ってきました。大学での講義も、ガイドラインに則って忠実に行ってきました。11歳の時からの彼女の生きる指針となった「paint inside the lines」に徹して、assistant professorの職に勤しんできた。

それなのに「なぜ?」

「私はどこで間違ったのか?」 彼女には見当もつきませんでした。

 

もし、この結果が「合格」であったら、現在の彼女は存在しません。これは、彼女にとって、そして彼女から「improv」を学ぶことになる後世の人にとっては幸運だったとも言えます。

 

しばらくして彼女は気づきます。

原文を紹介しましょう。

 

I had never taken a chance. I had not once followed an impulse or listened to the beat of my own drum.

I had not been true to my self. It had not occurred to me that there was another way of living that did not require a script. To find that way I would need to learn to listen to and trust myself.

I had tried to be worthy of receiving tenure. I didn’t understand that this worthiness could come only from honoring my own voice. Making decisions solely to please others is a formula destined to fail. The people I admired were not looking over their shoulders to see if their peers were applauding. They were heeding their inner promptings. “I do this because I know it needs to be done.” My search for validation had diverted me from discerning what was uniquely mine.

 

これまで一度も自分自身が芯から望むように生きることはなかった。自分自身に正直ではなかった。台本に沿って生きるのではなく、自分が本心から望むように生きるという生き方があったのだ、と。

こう悟ったものの、現実は変わるわけではありません。大学教授になるという夢は絶たれてしまったのです。

でも、ここで天は彼女を見放しませんでした。Pennsilvania州立大学から、assistant professorのオファーが届きます。そのポジションにいた人物がshort-noticeで大学を離れたことで、その代替として彼女が候補者としてリストアップされたのでした。

 

ここから、彼女の「improv」が始まります。

 

明日に続けます。

 

 

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「決まった枠からはみ出ない」という生き方

 

こんばんは。

久しぶりに読み返した書籍『improv』。

著者はPatricia Ryan MadsonというStanford Universityの教授の方。

今日はそのプロローグから、彼女のヒストリーを簡単にご紹介したいと思います。

 

プロローグは、彼女が11歳の時の出来事から始まります。

Patriciaが11歳の時、母親は彼女に「a paint-by-numbers kit」を買い与えます。「a paint-by-numbers kit」」とは簡単に言うと「塗り絵」のようなものです。

 

ALCさんのページに下記のような説明がありました。イメージが湧きますね。

ペイント・バイ・ナンバー◆1950年代初頭にアメリカで流行した、アマチュアがプロ並みの油絵が描けることを売り物にした絵画キット。線画の各部分に数字が書かれており、すでに混合されている同じ数字の油絵の具を塗っていくだけで絵が完成する。

 

Patriciaが与えられた塗り絵の題材は、生い茂ったMaple tree。Patriciaは、ブラシの絹のような感触や、キャンバス生地、油絵用の絵の具のにおいがを気に入りました。そして、実際に塗り絵を行う際には、枠の外にはみ出ないように細心の注意を払い、Maple treeを仕上げました。

それを見た父親は

「Patsy is an artist」

と誇らしげに褒めたえました。

 

この経験から、その後に続く別の塗り絵も、枠内に収めることを怠らなかったPatricia。時が流れ、彼女が大学に入り職を探す段階になっても、このルールに従い続けたといいます。レシピやパターンに忠実に従う、つまりは「決まった枠からはみ出ない」という生き方を続けたのでした。

 

子どもの頃の両親の存在の大きさを物語る逸話です。父親から誇らしげに褒められたときのうれしさ。この時の感情が、その後の長きに渡る人生を形作ることになったんですね。

 

「improv」つまり「即興」とは真逆の人生を歩んできたPatricia。ここからどう話が展開していくのか?

 

大学で演劇を教えることを望んでいた彼女は、ある大学でassistant professorの職を得ます。それは彼女にとって夢のような職業でした。安定的な収入に、寛大な福利厚生、大学教授という地位と、長期間の休暇。彼女にとっては、人生の目標の一つが、この夢のような生活を生涯にわたって続けられるようにすること、つまりは、終身教授のポジションを得ることだったんです。

 

当時はまだ、彼女は「improv」とはそぐわない「安定したレールに乗った生活」を望んでいたんです。

 

大学で終身教授のポジションを得るための努力は惜しみませんでした。大学のPolitic、つまり大学内の政治を学びました。大学内で積極的にボランティアを行いました。大学が運営していたおプログラムにおいてはできる限り多くのクラスで教えることを心掛け、5年目には「excellence in teaching」として表彰までされました。これは彼女の教育への情熱によるものではなく、あくまでも好印象を与えるためでした。

これらのアクションを積み重ねたことで、彼女の履歴書には全く欠点が見当たらないほど完璧だった、と彼女自身はいいます。

そして、ついに、終身教授の地位を得るためのレビューがやってきました。面接もうまくいった。彼女は不合格になることなどまったく想像しておらず、大学のある街に家を買うべく頭金を払う準備も整えていました。

 

まもなくして、その結果が通知されます。

 

明日に続けます。

 

 

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大学教授が書いた作品でも、これはお勧めしたい

 

こんばんは。

久しぶりに読み返した一冊の書籍。

『improv』

「即興」には興味があるという方はぜひ手に取っていただきたいと思います。

英語が苦手な方、英書を読むのに慣れていな人にもお勧めです。使われている英語は難しくありませんし、分量もわずか200頁足らずです。

また、著者は日本での経験をこの作品の中に折に触れて書かれていますので、親近感もわいてくること間違いなし。

 

著者であるPatrcia Ryan Madsonさんは、Stanford大学の教授。この書籍が出版されたのは2004年ですから、今は現役ではないかもしれません。Stanfordで演劇についての教えを長きに渡って続けられました。

 

あくまで個人的な嗜好なのですが、大学教授が書いた作品というのは少し苦手です。というか、あまり好きではない。頭でっかちで、理想に偏りすぎ。実際に見合っていないし、実践に則していない。そんな思い込みがあるのですね~。

もっというと、大学教授なる人は、順風満帆に人生を歩んできて、恵まれた環境にいる人、という偏見があるのも事実。まあ、端的に言えば、妬みを感じてしまうというのが実際のところ。

でも、彼女に対しての感覚は違いました。プロローグにて彼女が現在のポジションに至るまでのストーリーが書かれているのですが、それが私の心をつかんがことによると思います。

 

そのストーリーは追ってご紹介しますね。

 

彼女は13の格言を掲げており、それぞれで一章を構成しています。

 

1: say yes

2: don’t prepare

3: just show up

4: start anywhere

5: be average

6: pay attention

7: face the facts

8: stay on course

9: wake up to the gifts

10: make mistakes, please

11: act now

12: take care of each other

13: enjoy the ride

 

各章のタイトルをみただけでも、ワクワクしてきませんか。

 

そして、これは座学用の本ではありません。実践の書です。「try this」というアクションアイテムが髄所に散りばめられています。難しいものはありません。どれも簡単に生活の中に取り入れることができるものです。まあ、簡単なことすら実践しない人が多い、というのが世の中の実態ではあるのですが、この著書を読まれた方は、ぜひとも実践していただきたいと思います。

 

明日に続けます。

 

 

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