大学教授が書いた作品でも、これはお勧めしたい
こんばんは。
久しぶりに読み返した一冊の書籍。
『improv』
「即興」には興味があるという方はぜひ手に取っていただきたいと思います。
英語が苦手な方、英書を読むのに慣れていな人にもお勧めです。使われている英語は難しくありませんし、分量もわずか200頁足らずです。
また、著者は日本での経験をこの作品の中に折に触れて書かれていますので、親近感もわいてくること間違いなし。
著者であるPatrcia Ryan Madsonさんは、Stanford大学の教授。この書籍が出版されたのは2004年ですから、今は現役ではないかもしれません。Stanfordで演劇についての教えを長きに渡って続けられました。
あくまで個人的な嗜好なのですが、大学教授が書いた作品というのは少し苦手です。というか、あまり好きではない。頭でっかちで、理想に偏りすぎ。実際に見合っていないし、実践に則していない。そんな思い込みがあるのですね~。
もっというと、大学教授なる人は、順風満帆に人生を歩んできて、恵まれた環境にいる人、という偏見があるのも事実。まあ、端的に言えば、妬みを感じてしまうというのが実際のところ。
でも、彼女に対しての感覚は違いました。プロローグにて彼女が現在のポジションに至るまでのストーリーが書かれているのですが、それが私の心をつかんがことによると思います。
そのストーリーは追ってご紹介しますね。
彼女は13の格言を掲げており、それぞれで一章を構成しています。
1: say yes
2: don’t prepare
3: just show up
4: start anywhere
5: be average
6: pay attention
7: face the facts
8: stay on course
9: wake up to the gifts
10: make mistakes, please
11: act now
12: take care of each other
13: enjoy the ride
各章のタイトルをみただけでも、ワクワクしてきませんか。
そして、これは座学用の本ではありません。実践の書です。「try this」というアクションアイテムが髄所に散りばめられています。難しいものはありません。どれも簡単に生活の中に取り入れることができるものです。まあ、簡単なことすら実践しない人が多い、というのが世の中の実態ではあるのですが、この著書を読まれた方は、ぜひとも実践していただきたいと思います。
明日に続けます。