ギネス番外編 ギネス世界記録
おはようございます。西日本は梅雨明けしましたね。関東地方もそろそそでしょうか。
ビールを一層楽しめる、最高の季節の到来です。今年は去年と打って変わって長い梅雨が続きました。短いかもしれない夏をビールと共に楽しみまくりたいと思っています。
という意気込みに反して、今日は、ビールではない「ギネス」についてお伝えします(笑)。
ビール好きでない方は、「ギネス」と聞いて、ビールではない別のことを思い出すかもしれません。そうです、あの「ギネス世界記録」でお馴染みの「ギネス」です。
この二つの「ギネス」は同一のものであるということはご存じでしたか?
1951年にギネス社のトップであったヒュー・ビーバーさんという方がアイルランドで狩りに行った際に、「ヨーロッパでもっとも速く飛ぶ狩猟鳥は何か?」と仲間と議論したことがギネス世界記録の発端です。こういった事柄について世界中の記録を集めて載せた本があれば面白い、とビーバーさんは考えたのですね。さすが社長を務めるような人は発想が一般人とは違いますね。
その後1955年に「ギネス世界記録」の初版が発行されます。「ギネス世界記録」は毎年刊行され、これまでに累計1億4,300万冊以上が販売されています。
「ギネス世界記録」よりは「ギネスブック」の方が馴染み深く感じませんか。
長年ギネス社は「The Guinness Book of Records」の名で販売してきました。
ここから、日本では「ギネスブック」という呼び方が定着していました。
2000年に発行元がギネス社から独立し、Guinness World Records社として独立したことをきかっけに、書名も「Guinness World Records」に変更され、日本での呼び名も「ギネスワールドレコーズ」、そして「ギネス世界記録」に変更となったのです。
ギネス世界記録に登録を望む人は、誰でも申請できるようですね。日本の支社である「ギネスワールドレコーズジャパン」を見ると、申請のやり方が丁寧に書かれています。申請は無料です。
申請受理には最低3ヵ月の受付作業の時間かかるようです。やはりこのくらいの時間は必要なのでしょうね。ギネス世界記録に登録されている膨大なデータと照らし合わせる必要がありますからね。ただ、有料の「優先サービス」というものもあり、これを使用すると申請から10営業日で連絡がくるようです。
個人的な印象では、以前に比し「ギネス世界記録」の権威は衰えているような気がします。ギネス記録として引き合いに出されるケースが減っているように感じます。
それでも、一つの権威であることは変わりませんので、何か誇れることがあれば是非とも登録してもらいましょう。
私が子供の時には、「ギネス」と言えばイコール「ギネスブック」しか思いつきませんでしたが、今となっては「ギネスビール」しか頭に浮かびません(笑)。
ビールの話から脱線してしまいましたが、ギネスと言えば、「ギネス世界記録」は外せない話題だと感じましたので、記事にさせていただきました。