「行動と見識」KOUSHIのブログ

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超おすすめの英語学習法 第二の柱 シャドーイング  リピーティングとの違いは?

おはようございます!
今日も暑いですね。夏休みが待ち遠しい今日この頃です。

 

英語の学習法に興味のある方は、「リピーティング」という方法を聞いたことがあるかもしれません。

シャドーイングがその名の通り影のように英語音声を追いかけ、その場でスピーキングをする練習法であるのに対し、リピーティングは、ある程度の長さの英文を聞き終わってからスピーキングする方法です。フレーズや文単位で音声を止めて、それらをスピーキングするのがリピーティングという学習法です。

 

一見すると、リピーティングの方が優しく感じませんか?途中で音声を止めて、そこまで聞いた分だけスピーキングすればよいので、シャドーイングのように集中し続けなくてもよいような気もします。

私はそう思っていました。ですが、この認識は間違っていたことに気づきました。実際にリピーティングをやってみると分かると思いますが、シャドーイングよりも集中力が要求されるのです。まとまった文・フレーズを記憶するためのリスニング力と集中力が必要となるからです。

 

リピーティングは、聞いた文やフレーズを覚えている必要があります。短い文章やフレーズであれば覚えておくことはそれほど難しくありません。ですが、長い文、時間にすると2秒以上の音声を覚えておくのは相当難しいのです。これは人間の脳の記憶の仕組みに起因すると言われています。人間の脳の短期記憶は2秒程度しか持たないのです。

 

2秒以上の音声をリピーティングするには、聞いた音声の意味を解釈し、どのような文法・構文が使われているかを認識したうえで、かすかに残っている記憶と掛け合わせて、スピーキングするというプロセスを踏んでいるのですね。
リスニングの方がより高度で、負荷の高いトレーニングと言えるでしょう。

 

短い文章・フレーズをリピーティングするのは、それほど負荷がかかりませんし、シャドーイングよりも取り組みやすいかもしれませんね。

ですから、リピーティングとシャドーイング双方に取り組みたい方は、短い停止時間でのリピーティング⇒シャドーイング⇒長い停止時間でのリピーティングの順で取り組まれれることをお勧めします。

 

二つも三つも取り組みたくない、という私のような怠け者の方には、シャドーイング一択をおすすめします。「やり易さ」を重視するのが、私の基本的な考え方です。