「戦略的一石二鳥」 自分のための言葉を作る
こんばんは。
「一石二鳥」について今日も続けます。
私の座右の銘の一つである「一石二鳥」という言葉。
「一石二鳥」は本来「たまたま、偶然、予期しなかった利益」を得るという意味合いを含んでいます。
これは私が「一石二鳥」に込めている思いと異なります。
「意図的に、必然的に、一つの行動で複数の果実を得る」 これが私の思いです。
ですので、これからはより正しい表現を使いたいと思います。
その表現とは
「戦略的一石二鳥」
です。
この「戦略的」という言葉は使い勝手が良いのです。何か高度な考えに裏付けられているように感じられますし。
私は「戦略的朝寝坊」という言葉も使っています。「戦略的」という響きが、偶然や失敗に、肯定的な、意図的な、必然的な意味合いを付与しています。
だからこそ注意が必要。だまされやすいのです。他人があなたに対して「戦略的」という言葉を使っている場合、「具体的な方法が伴っているか」「誤魔化していないか」を気にした方がいいでしょう。
私はあなたをだますつもりはありません(笑)。自分用の言葉として使っています。
「戦略的一石二鳥」をベースとしたアクションは多岐にわたります。
英語学習で言えば、「英文日記」「洋書での読書」「移動時間の英語聞き流し」「歩きながらのシャドーイング、リピーティング」などは「戦略的一石二鳥」をベースに考えだしたアクションです。
自分にしっくりとする言葉を使う、言葉を作る。これが大切。
借り物の言葉では自分を本気にさせられないかもしれない。自分で考えて作った言葉には力が宿る。その言葉を使うことで自分を鼓舞することができる。
そのためには書物を深く読むことと多く読むことが必要になると考えています。そして、欠かせないのが多くの体験をすること。自分の体験と重ね合わせることで書物から多くを学ぶことができるのだと考えています。
「言葉」には歴史がある。長きに渡り先達たちが使い、磨き上げてきた意味が込められている。その先達の智慧を拝借する。自分だけでできることは限られているから。その智慧を咀嚼するためには、座右の書を何度も読み込むこと。加えて、数多くの書籍に触れること。そうすることでその言葉を本当の意味で理解できる。
そこで終わらせないことが大切。先達の智慧が込められた言葉を、自分用の言葉にする。平たく言えば、よりカスタマイズする、自分用にアレンジする。自分について知る、考えるためには、自分独自の経験が必要。書籍からの情報ではなく、自身が体験し感じ考えることが必要なのです。
あなたは、どんな言葉を自分のために作りますか?