低迷期に陥ったホッピー その中で打ち出す施策は報われるのか
おはようございます。
本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
酒好きの酔っぱらいが書いているような記事が続いている状況にも関わらず、このブログに訪問いただけることをありがたく存じます。
昨日は晴天に恵まれましたね。ブログをアップし終えたころから日が差してきて、朝の活動を後押ししてくれました。
週の初めの月曜日の朝に全力投球できると気分が良いですよね。何事もスタートが肝心だと思います。始めよければ終わりよし、とはよく言ったものですね。
さて、昨日までの記事では、ホッピーが長い低迷期に陥っていたことをお話ししました。
企業の売上が落ち込んだり、個人の生活や人生が思うようにいかなくなるのは、企業や個人が手を打っていない、アクションを取っていないということがその原因の一つでしょう。
うまくいかないのに何も変えないのであれば、状況が好転することはありませんからね。
「何もやらずに、何も変えずに、どうして今と違う状況に行けるのか!」ということですね。これは自分への戒めでもあります…。
一方で、その状況にただ流されるのではなく、必死にもがきながらいろいろな施策を行っている、だけれども状況が好転しない、ということもあります。
(「やっているつもり」で実質的には何もやっていないということが多いのも事実なのですが…。この点につていは改めて書きたいと思っています。)
特に企業の活動においては、その施策の成果は取り巻く環境に大きく影響されうるので、このパターンが多いかもしれません。
実際にこの低迷期の中で、ホッピーはさまざまなチャレンジを行いました。
1987年には樽ホッピーを発売、1992年には黒ホッピーの製造を開始、2003年には赤ホッピーを発売する等、マーケットに新製品を投入していきます。
象徴的なのは、1999年に販売を行った「ホッピーハイ」という製品です。
これはあらかじめホッピーを焼酎で割ったボトル入りの飲料でした。当時は缶チューハイが大人気になっていたことや、すでに割ってあるホッピーが欲しいという消費者の声を受けて発売したものでした。
しかしながら、純アルコール飲料としての販売が大手メーカーとがっぷり四つの戦いをする状況を招いてしまい、マーケティング力や資金規模で劣るホッピーは、この製品で逆に赤字を出してしまいました。
うまくいかないときには、何をやってもうまくいかないものです…。
明日に続けます。